共創レポート

サポート開始から約三年、レセプト件数が1.5倍に…

甚大な被害が心配された台風10号が過ぎ去り、コロナ禍もかなり落ち着いた
今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、地元熊本にて3年前よりサポート開始、レセプト件数が1.5倍になった
成果事例をお伝えします。改めてですが、レセプト件数とは、1ヶ月間に、
保険診療を受診された方の実人数を表すものです。

ここでは、単に200件のレセプト件数が300件になったという事例ではなく、
私がサポートに入る頃は、ユニット6台にて、レセプト件数600件弱(550〜580件)
の医院様が、大きく3つの取り組みを経て、
3年後の現在、当時より1.5倍の約900件になった事例をお伝えします。

この3年間における「3つの取り組み」とは…
1.マクロンコンサルティングの根幹である「予防管理型システムの構築」
2.アポイントシステム(アポツールBOX)の導入
3.定期検診来院者の皆様に毎月ニュースレター(いろ歯通信)の配布

今回は、3.毎月ニュースレター(いろ歯通信)の配布に関してお伝えします。

この医院様では、毎月の定期検診来院者様(約300名)に
必ずニュースレターをお渡ししております。
先月伺った際、担当のアシスタントO村さんが、私が来るのを楽しみに待っておられ
「社長、今月号持って来て頂いたのですか?
有難う御座います。私も患者さんもアシスタントスタッフも
勉強になるって楽しみにしております。(嬉しい言葉です)」

「さぁ、これから皆(アシスタントスタッフ全員)でカルテに入れる作業をしないと…」

忘れないように、来月来院予定の検診者のカルテに入れられるそうです。
こうすると渡し忘れが無いですよね…

ニュースレターの内容は、お口の健康に関するテーマを一つに絞り、
解り易いように文字を少なくイラストを多用しております。
また、ただ単に渡すだけではなく、チェアサイドにて、一緒に読み、
内容を説明し、理解を深めていただいております。
中には裏面の「間違い探し」を楽しみにされている方も居られるそうです。
こうして、来院される度に、健康に対する知識、価値観は高まっていくのですね…

レセプト件数が、増え続けるメカニズム
1.新患数(紹介数)が増える
2.中断患者が減少し、継続来院者が増える
3.定期検診の来院者数が増える

2.に対して、カウンセリングシステムによる動機づけ(継続通院)と
アポイントシステムによる中断患者の管理

3.に対して、カウンセリングシステムによる定期検診の来院者数増加と予防率の向上

1.は、その定期検診の来院者からのご紹介による増加

取り組む順番は、「 2 → 3 → 1 」の順です。

結果…
・中断者減りました。(レセプト900件超)
・定期検診の来院者数は倍増しました。(150件弱から300件超)
・新患数(紹介患者数)も増えました。(毎月50名、半数以上の紹介者)

この医院様の今後の課題は…
定期検診の来院者増加に対する歯科衛生士の雇用とユニット増
(採用マーケティングと設備投資)、
定期来院者が通院困難になった場合の体制創り(訪問診療体制の強化)です。

「永続的に成長発展する医院創り」に色んな課題は付き物です。

線路の枕木の如く、目の前に現れてきます。
一つひとつ、課題を共に力を合わせ乗り越え、成果創造(ビジョン実現)していきたいと念います。

新卒採用

例年より長い梅雨が明け、やっと夏らしくなった今日この頃ですが…
皆様いかがお過ごしでしょうか?
相変わらずのコロナ禍ですが、最近は新型コロナウイルスに関する
色々な情報が整理されてきましたので、少し安心しております。

今年に入り、このメルマガも実践事例をお伝えして参りました。
・業績向上に関する取り組み
・ケア用品販売増への取り組み
・S P T来院者増への取り組み
・スタッフ育成、給与システム構築サポート
さて、今回は…「新卒採用」についてお伝えいたします。

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私は、現在毎月36医院様に伺うのですが、
この春新卒採用に成功されたのが16医院様(24名)約45%となっており、
中には5年連続新卒採用に成功されている医院様もあります。
中途採用も上手くいっているのですが、
その秘訣と取り組みを一部ご紹介致します。
最終的には、医院の総合力になるのですが…
まずは経営者(院長先生)及び採用担当者が本気になることですね(笑)

【本気の定義】
目標設定し、成果に拘り、成果を創るまで、行動し続けること

次に、
【雇用条件の見直し】
・基本給、資格手当、役職、能力、交通費などを明確にする
※有給及び年間休暇、スキルアップ支援に関する内容などは、ここでは省略させていただきます。

・スマホ動画サイト(求人採用サイト)の制作及び見直し
医院案内、院長及び先輩スタッフのインタビュー動画も必須です。
最近では、「マクロンショット(写真動画撮影・編集)」のご依頼がとても多く嬉しい限りです。

・カラー求人票(もしくは学校指定の求人票に添付する医院案内を制作)を学校に送付し、
ご挨拶方々持参する。卒業生が居れば同行されるとさらに印象良しです。

・医院見学時のシミュレーション をしっかりと構築する。
見学者も来院者同様、しっかり「おもてなし」しましょう。

採用に成功されている医院様は、上記に述べた事を凡事徹底されています。

凡事徹底…なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、
または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないこと

新卒採用においては「本気になる。凡事徹底する。」が肝心なのではないでしょうか?

採用に関しては…
パワーパートナーのナインデザイン飯田社長がセミナーを定期開催しておられますので、
是非ご受講されることをお勧めします。

◆マクロンショット
https://macron.co.jp/service/photo.html

◆求人採用セミナー(株式会社ナインデザイン)

スタッフ育成・給与システム構築サポート

親愛なる皆様、お疲れ様です。
私の地元九州では落ち着いておりますが、東京では新型コロナウィルスの陽性反応者の数が
再度増え始めており、いよいよ秋に再来する第二波への対応を考えさせられる今日この頃ですが、
できる事、やれる事をいろいろ模索しております。
微力ではありますが一日本国民として社会に貢献できることにフォーカスします!

今回は、最近ご依頼が多い「スタッフ育成・給与システム構築サポート」に関してお伝えします。

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私が提案する「予防管理型システム構築」をベースとして「医院活性化・業績向上」を
果たした医院様の次の課題が人事マネジメントです。
ここで多くの先生が取り組み始めるのが「人事考課制度の導入」です。
私の経験上、これはとても良い素晴らしい制度(仕組み)なのですが、
実際人事考課制度構築のセミナーを学んで感じたのですが、
その前段階が出来ていない医院様が多かった、というより殆どでした。

人事考課制度を学び構築しているが、実際は運用できない…
原因は…
・チーフ(上長判定者)不在
・決められたこと(評価面談、育成面談)を定期的に実施していない
・給与、昇給(級)、賞与にうまく反映できない
・その他にも色々出てきますが…

ある日、こんな事件が…
「松岡さん、困ったことが…実は歯科衛生士専門学校に求人票を出したのだが、
それを偶然にも卒後1年目のスタッフが目にしてしまい…」
「何が問題なのですか?」
「支給額が、そのスタッフよりも多く出してしまって」
「何故、そんなことになるのですか?」
「初任給の金額を上げないと応募に来ないよと知人の先生にアドバイスを受けて…」

短絡的です…求人票出す前にやるべきことがありました。
それは、今いるスタッフ達の給与を見直すべきでした。
当たり前のことですが、時間もかかるし、やり方もわからない。
人件費率が高いと税理士に言われて…

そこで、私は給与テーブル、支給項目の見直しを進めました。
そしてフォーマットを作成し、役職手当、能力手当、特別手当の基準を作りました。
さらには、現状と新給与システムでのシミュレーションを行い、院長、税理士さんの許可を得て、
スタッフ面談を行いスタッフの承諾を得ました。
もちろん面談の際は「雇用確認書」を作成し、共有しました。

この様に、私がサポートする「スタッフ育成・給与システム構築サポート」は
以下の4つを共創します。
・給与テーブル
・業務リスト
・育成カリキュラム
・雇用確認書

この受け皿ができたら、次はチーフ育成です。
それから人事考課制度構築が実現すれば、永続的に成長発展する組織が実現するのではと思っております。
まだ道半ばですが、最近一番ご依頼の多い取り組みをご紹介しました。

ただいま朝早くから「コメダ珈琲様」にて、この原稿を書いておりますが、
この後は、医院様のスタッフヒアリングを行い「業務リスト・育成カリキュラム」を作成します。

少しでもご参考になれば幸いです…

SPT増患プロジェクト②

S P T増患プロジェクトの2回目となります。
前回は、決めたことをお伝えしましたが、今回は取り組んだ事、その後の経緯をお伝えします。

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基本メソッドは、「G・ P D C A」
つまり、目標管理です。

◆ G(ゴール)=プロジェクトの目的と目標を明確にする。
・目的はS P T制度を導入し、より多くの中等度歯周病患者様の重症化予防、
安定を図り、お口の健康からの健康長寿、さらには医療費の削減を実現すること
・目標は、令和2年3月末までに、月間S P T受診者数500名を実現すること

◆ P(プラン)=計画
前回決めたこと:歯周病検査ごとの説明を行う
繰り返しますと…
・歯周病検査1回目に、歯周病のカウンセリングと治療期間の説明
・歯周病検査2回目に、S R Pの重要性と回数と期間
・歯周病検査3回目に、S P Tの説明と今後の治療の流れを再度説明

◆ D(ドゥー)=実行
スタッフを3グループに分け、リーダーを決め行動の振り返りを行います。
十分できた・・・・・  ◎
できた・・・・・・・  〇
不十分・・・・・・・  △
できていない ・・・・ ✕
全て自己申告(自己評価)です。
私は〇の数を信じます。

◆ C(チェック)=検証
ここが大事なポイントです。
実際の数字を確認していきます。
誰が、どれほどカウンセリング及び説明を行ったのか
そして結果は…最初の3ヶ月間の数字はあまり伸びておりませんでしたが、
秋口より毎月の目標に迫る、いや超える勢いとなりました。
そうなると、スタッフ皆様のモチベーションも高まります。
そうです!毎月数字を明確にし共有し、喜びも分かち合いました。

◆ A(アクション)=改善
もう少し、ここをこうすれば…を毎回私がアドバイスするようにしてます。
各グループを回り、とても良い取り組みをしているスタッフの実践事例もあり、
皆で共有し、取り組みました。
こういう場合、スタッフ数が多いと良いですね。

《数値の推移》

SPT受診者数 目標数
10月 243 250
11月 305 300
12月 367 350
1月 378 400
2月 389 450
3月 448 500
※新型コロナウィルス感染に関する事態が無ければ、予定者数は500人を超えていた(534人)
ので、達成する可能性はありました。

こうして結果、目標達成はできませんでしたが、私は彼女達の頑張りを労いました。

また次のプロジェクトのご依頼を受けております。
次のプロジェクトは…「内緒です😁」
また、時期が来たら、このレポートにてご報告いたします。

SPT増患プロジェクト①

親愛なる皆様、お疲れ様です。
新型コロナウィルス感染対策による緊急事態宣言が全国に発令され、
私も外での活動を自粛し、日々内勤に励んでおりました。
現在はオンラインでのサポートを導入するなど新しいことに挑戦しております。
事態収束後のクライアント様のこと、弊社マクロンの事業展開、そして微力ではありますが
一日本国民として社会に貢献できること、色々考えております!

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今回は、予防管理(SPT II)を一年間で月間450名に増やした事例をご紹介します。

【医院様の状況】
ユニット台数:11台(内DH用6台)
歯科医師:常時3名
歯科衛生士:常時12名
一日の来院者数:約120名
と大規模な医院様からのご依頼でした。

これまで、治療主体の医院だったので、かかりつけ歯科医機能強化型
歯科診療所(か強診)認定後、予防管理に力を入れていきたいとの事でした。

まずは、衛生士主任との打ち合わせで、意識調査をしました。
予防管理は勉強してきているが、しっかり実践できているか判らない。
SPTの内容がよく理解できていない。
また、どのように患者様に説明して良いかが判らない。
これはどの医院様でもよく見受けられます。
制度を理解していないと患者様に伝えることは難しいです。

当初は、主任、及び副主任を中心にミーティングを行い、その後DH全員で
勉強会を行う予定にしておりましたが、全て私にお任せしたいとの事でしたので、
診療終了後に毎月DH全員でのミーティング兼勉強会(1時間30分)を行うことになりました。

【勉強会内容】
・S P Tを導入し、予防管理を強化していく目的
・一年後の目標設定
・保険制度のお話
・カウンセリングの手法
・実演とロールプレイング
・アクションプランの作成

元々、スタッフの皆様のレベルが高かったので、初動はよかったです。
また、こちらには優秀なマネージャーがいらっしゃいましたので、
今回のプロジェクトに入る前準備がとても楽でした。

前準備、つまりシミュレーションです。
一月の新患数が約120名、そのうち成人で歯周病が中等度である方の人数を
約3ヶ月間に渡り、調査して頂きました。
結果、約40%つまり50名前後の人がS P T対象患者に該当したのです。

4月から始めましたので、目標は令和2年3月末までに、月間500名のS P T受診者を
実現すること、プロジェクトがスタートしました。
この目標は、DH勉強会の初回にスタッフの皆様が立ててくれました。
(決して強制ではありません。私は上手くいけば600件は行けると思っていましたので…)

【決めたこと】※中等度歯周病と診断された方に対して
・歯周病検査1回目:歯周病のカウンセリングと治療期間の説明
・歯周病検査2回目:S R Pの重要性と回数と期間
・歯周病検査3回目:S P Tの説明と今後の治療の流れを再度説明

あとは、他の医院様も同様ですが、歯周病治療を担当制にした方が、
患者様とのコミュニケーション(信頼関係)も創り易く、
モチベーションを上げていくのも容易となります。

こうして、一年間に及ぶプロジェクトがスタートしました。
丁度一年前の事でしたので、懐かしくこのレポートを書きました。
その後の経緯は、次号以降にお伝えします。

ケア用品増販プロジェクト

親愛なる皆様へ

新型コロナウィルスの感染拡大により大変な日々が続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

このメルマガ配信も2年近く書いておりますが、当初は「予防管理型システムの
構築法」、次に「目標管理ミーティング」そして前回まで「成果実践事例」を
お届けしました。
20年前の歯科医院の経営サポート当初は、右も左も分からず、とにかく一所懸命
何事にも取り組み、成果創造を応援していたような気がします。
最近は、キャリアを重ね、最初にしっかりヒアリングをしてから、経営サポート
計画を練り上げ、実践・検証・改善のP D C Aを回しておりますので、全ての
クライアント様がと言って過言ではないほど、永続的な成長発展を実現しております。

今回は、実際に現場で行っています「プロジェクトミーティングの手法(運営)」を
お届けします。何かご参考になれば嬉しいです。

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基本メソッドは、G R I P(グリップ)です。
G:ゴール/目的・目標
R:ロール/役割
I:インターパーソナルリレーションシップ/関係性(一体感つくり)
P:プロセス/過程(進捗管理)

一例を挙げますと…
今回のプロジェクトは「ケア用品増販プロジェクト」と題しましょう!

G:ゴール(目的・目標)
・目標/期限内に実現すること
3ヶ月以内に、月のケア用品の販売金額を10万円(現在約2〜3万円)にすること
・目的/何の為に、誰の為に、何故
来院者の口腔内の衛生環境をより良くし、健やかなお口で生活して頂くことを
サポートするために、お口の環境にあったケア用品を使用して頂く

R:ロール(役割)
・歯科衛生士の役割:口腔衛生指導時に現在の使用ケア用品の確認、及び来院者の
お口の環境に合ったケア用品を処方
・歯科助手の役割:当院で取り扱っているケア用品を※4つのカテゴリーに分け、
ケア用品の処方箋用紙を作成、オリジナルP O P及びチェアサイド案内ポスターの作成
※4つのカテゴリー
1.歯ブラシ
2.ペースト(歯磨剤)
3.補助器具
4.補助食品
・受付:口腔衛生指導が行われた来院者様への会計予約時のお声かけ

I :関係性(一体感つくり)
・スタッフ全員で、当院にあるケア用品の知識の再確認のための勉強会
(ミーティング)を自主開催する(日程、時間決め)。
・自分達の口腔ケア時にも使用して効果を図る。

P:プロセス(過程・進捗管理)
・毎日終礼時に、本日のケア用品の販売状況を皆でシェア
・決めたことの実践ができているかの確認

上記は、実際昨年6月よりサポート開始した医院様の実例です。

結果、取り組みより3ヶ月目に10万円を超え、目標達成し現在も10万円以上(7ヶ月連続)、
6ヶ月達成時に院長先生より、達成賞として豪華ランチを食したそうです(笑)。

今年の目標は上方修正し12万円、定期来院者も増えていますので、達成は容易でしょう。
本来は15万円にして欲しかったのですが…

ケア用品は、全体の医業収入に対してのウェイトは少ないのですが、
医院の未来の数字をつくる上での重要指標となります。

私のクライアント様では、1ユニット5万円を目指しております!ご参考までに…

また、弊社ではケアグッズ処方箋を制作しております。

こちらの商品に関してのご案内も是非合わせてお目通しいただけると幸いです。
よろしくお願い致します。
↓ こちらをクリック
https://macron.co.jp/sys/blog/748/

実績レポート③

前回は、コンサル導入時の取り組みと結果について書きましたが、
今回は更に何をどうしたかで、どのような結果が出たのかをお伝えします。

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何をどうしたか?とても大事ですね…
まずは、目標設定です(笑)

2019年の目標を
〈業績目標〉
年商7,200万円(ユニット4台モデルの理想型)
〈成長目標〉
・メタルフリーの促進
・小児歯科
・予防管理の強化
と三部門のプロジェクトを開始しました。

それぞれのチームにて、目標を決め、取り組みを行い、検証・改善を繰り返しました。
私が経営相談時に進捗の確認、またアドバイスを、
パートナーコンサルの德永が、プロジェクトミーティング運営をサポートしました。

詳細は省きますが…
・メタルフリー促進は、セレックの導入を機に、待合室にてデジタルサイネージを導入し、
啓発スライドを流しました。それと同時に院内研修会にて審美歯科への知識レベルを高め、
カウンセリングを強化しました。
・咬合育成と食育をテーマにチームで勉強開始、学んだ事は院内研修会にて共有し、
来院者に伝えました。地道な努力にて、将来の果実育成です。
・DH担当制にし、コミュニケーション強化を図り、移行率50%、予防率90%を目標としました。

医院全員で取り組むと、医院が活性化され、来院者の満足度・健康価値観は向上し、
結果業績も向上します。
来院者数の増加に伴い、予定より半年早く、ユニット増設に踏み切りました。
スタッフの皆様には負荷をかけましたが…

2019年の最終結果は…
医業収入は、目標の7,200万円を大きく上回る9,100万円
レセプト件数600件、定期健診数も250件を超え、年頭に掲げた目標を全て達成しました。

【目標】

年度 医業収入 レセプト件数 定期健診数
2017年 6,000万円 300件 100名
2018年 6,600万円 350件 150名
2019年 7,200万円 450件 250名
※ユニット、スタッフ増
2020年 7,800万円 450件 250名
2021年 8,400万円 500件 300名
最終目標 9,600万円 600件 360名
 

2021年に達成すべき目標を2年前倒しで達成することが出来ました。
年末に伺った時に、さらに嬉しい報告を頂きました。
2020年4月からの新卒DHの採用が決まりました。

ユニット5台にて
・歯科医師2名
・歯科衛生士6名(パート1名含む)
・受付助手1名
と理想の形が整いました。

2020年の目標
・医業収入年商9,600万円
・レセプト件数600件
・定期検診300件
・自費率30%
・訪問診療の本格始動

今後は「法人化」にて、さらに地域医療への貢献(訪問診療)、患者満足度、
スタッフ満足度の向上を図り、さらにより良い医院創りを目指しておられます。

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このように成果事例を書きましたが、このモデルの医院様、
また他の医院様も簡単に成果を創れた訳ではありません。

色んなことがありますが、医院のあるべき姿、自身の目標を見失わず、
懸命に取り組むと良い結果(成果)を創れるのですね、
敬愛するアチーブメント代表の青木仁志社長の格言の中に大好きな言葉があります。
その言葉にて、このメルマガを締めたいと思います。

「成功は成長の果実です」

 

実績レポート②

前回は、成果事例のプロローグをお伝えしました。
今回は、実践事例と結果をお伝えします。

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私は訪問時、挨拶を済ませた後、近況報告を確認後、
前回決めたこと、そして実践内容の確認を行います。

〈前回決めたこと〉
・医業収入500万円確保のため、しばらく自費収入増を図ること
・雇用促進のため、診療時間短縮を図り、求人すること
大きくこの二点でした。

このクライアント様の最も良い点は、院長先生のお人柄と副院長である奥様の実行力です。
決めたことは、全て実践しておられました。

〈結果〉(約2、3ヶ月後)
・自費収入の増加
・中途DH1名、DA1名の採用
・来春の新卒DH採用のためのHPの見直し(求人サイト、それに伴う給与待遇等)
・10月から院内研修会(カウンセリングシステム構築)開催

また、これは私の得意技なのですが、アポイントの取り方を改善させて頂きました。
スタッフ数が十分で無かったため、患者様1人につき1時間のアポイントを埋め、
ユニット台数(4台)×診療時間(8時間)の1日32名にて、
患者様の満足度向上(コミュニケーション、モチベーション強化)、スタッフの労務軽減に努めました。

その結果、コンサル開始後、約半年で自費収入が上がり、医業収入500万をクリアし、
中断も減り、レセプト件数が300件を大幅にクリアしました。
平成30年3月に342件、こうなると僕の言うこと為すこと信用されますね(笑)

医院がとても活性化して来たので、次年度の目標を以下のように設定しました。
〈次年度目標〉
・医業収入年間6,600万円
・定期健診数月間150名
・新卒DH採用
の三点に絞りました。

〈取り組み〉
自費収入が比較的出る医院様でしたので、
・補綴コンサルティングの強化
・説明用のシート、配布用のリーフレットを作成
・研修会にて学んだこと(カウンセリング )をスタッフ全員で実践
月間200万円の自費契約を超える月が多くなって来ました。

定期検診数は、カウンセリングシステムを構築し、初診時カウンセリングから
DHカウンセリング、予防カウンセリングの実践、SPTⅡの導入により、
早い段階で月100件を超え、これも年内に平成30年6月(コンサル開始後1年)
に月間151名にて達成しました。

また、これが一番良かったのですが…
副院長が学校訪問され、学生が見学、そのまま面接、初めての新卒採用が決定しました。

新卒DH採用を機に、院内の技術レベル統一のために、業務リストと基準の確認、
月1回の技術評価(テスト)を行いました。

実は、ここまで書きませんでしたが、受付のスタッフは、当初やる気を感じられず、
退職の意向でしたが、院内が活気づき、業績も向上した頃から「やる気」に満ち溢れ、
相乗効果にて来院者数も増えて来ました。

この医院の素晴らしさは、新患が多いところです。
月間約50名の来院中、紹介患者が半分以上と言うのも医院の強みです。
患者満足度の高さの現れですね…

こうして、平成30年の医業収入目標6,600万円は、最終的に6,900万円と言う形で終え、
見事目標達成、ユニット4台モデルとしては優秀な医院様となり、余談ですが、
院長家にもしっかりお金が残るようになりました(嬉)

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これで終わりではありません!
ここから、更に伸びていますので、それからの取り組み、業績向上は、また次号にて…

 

実績レポート①

前回までは、コンサルティングの現場で行っている
「予防管理型システム構築」「目標管理ミーティング」についてお話ししてきましたが、
今回から「成果事例」についてお伝えしていきます。
皆様の医院の業績向上のヒントになれば幸いです。

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開業5年目
開業地:福岡県福岡市近郊ベッドタウン
歯科医師:2名(ご夫婦)
歯科衛生士:6名(パート1名含)
受付助手:1名
ユニット:5台(当時は4台)
サポート開始:平成29年6月(開業約一年、現在コンサルティング進行中)
サポート内容:予防管理型システム構築、目標管理ミーティング、経営相談

コンサルティングのきっかけは、開業後約一年たつが、何か今一つ患者数および売上も伸びず、
自分のやりたい医院運営ができてなく、モヤモヤ感があるとの事で、
弊社が顧問している医院様(元の勤務先)を訪れられる。

予防管理型システムの構築を目指し、弊社開催の「予防管理型システム構築セミナー(全6回)」
に院長お一人で参加、1回目の参加後、先ほどご紹介した顧問先医院様の懇親会にご夫婦で
参加しておられ、奥様が偶然にも私の隣の席にてご挨拶

副院長:「今日は主人がお世話になりました。」
松岡:「何故奥様(副院長)はお出でになられないのですか?」
続けて「院長お一人で来られても、多分何も変わらないですよ」
「えっ」というお顔されたのを今でも鮮明に覚えております(笑)
副院長:「どうすれば良いのですか?」
松岡:「副院長が一緒に受講されるか?同じ内容を院内で開催するか?ですね」
翌週、副院長から追加のお申し込みがあり、2回目から受講されました。

ここからが凄かった。
セミナー終了後、ご来場者のお見送りを済ませると、ご夫婦で私を待っておられ、
「有難う御座いました。是非院内でのご指導(コンサル)をお願いします。」でした(早・凄!)

当時私が空いていたのが土曜日の夜しかなかったので、そこで日程調整し、
初回のヒアリングを行い、現状の問題点とその改善策、今後のビジョンを3人で描きました。

 

その時の状況がこちらです…

▶今回のご依頼の主旨
◇医院活性化、一体感創り
◇予防管理型システムを構築し、定期検診の来院者数を増やしていきたい

▶現状
◇ユニット 4台(5台スペースあり)
◇スタッフ構成
・歯科医師               2名(ご夫婦)
・歯科衛生士           4名(正社員2名、パート2名)
・受付助手               1名
◇医業収入
・保険               300万円
・自費               50〜100万円
・物販      3〜4万円
◇レセプト件数   250件前後
◇新患数               40名
◇定期検診数       30件
◇予防移行率       平成29年6月に調査(約40%)

▶今後の目標

年度 医業収入 レセプト件数 定期検診数
2017年 6,000万円 300件 100名
2018年 6,600万円 350件 150名
2019年 7,200万円 450件 250名
※ユニット、スタッフ増
2020年 7,800万円 450件 250名
2021年 8,400万円 500件 300名
最終目標 9,600万円 600件 360名
 

▶今後の取り組み
◇医業収入を今年中に500万円を常時超えること
◇そのために、スタッフ数が揃うまでは「自費カウンセリングの強化」
・カウンセリングコーナーの活用(デスク変更)
・補綴コンサルティングの強化(選定、説明、管理)
◇雇用促進のため
・診療時間の変更(〜18:30)
・木曜日を休診にし、週休二日制度にする
◇スタッフ体制の整備
・歯科医師 …常時2名
・歯科衛生士…常時3名
・受付助手 …常時1名
・歯科衛生士の雇用(平成30年春の新卒)

 

初回ヒアリングは、必ず今回のご依頼のポイント(歯科でいえば主訴)の確認を行い、
ユニット台数、スタッフ構成を確認し、理想と現実のギャップ(差異)を確認します。
そして何が原因で、うまく行っていないのか、何を改善すれば良いのかを思案し、
改善案を提案します。主訴の改善が上手くいけば信頼していただけますので、
その後のこちら側からの提案をしっかり実践して頂けます。
実践すれば必ず結果は出ますので…

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この実践内容に関しては、次回以降にお伝えします。

共創レポート⑭

親愛なる皆様へ

寒さが少し厳しくなり、インフルエンザも流行ってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は年末という事もあり、私が年末年始に現場にて行っていることをお伝えします。

大きく二つありまして
①「一年間の振り返り」
②「来年の目標設定」です。

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①「一年間の振り返り」
以下、職場の教養(2019年12月1日)より引用
「一年の計は元旦にあり」というように、年頭に目標を立てることは大切です。
その後、自分の過ごした一年をしっかりと振り返ることで、新しい年への課題や目標が、
さらに明確になるのではないでしょうか?



《例文》ある医院の院長先生の振り返り分です。
【どんな一年だったか】
ベテランスタッフ(チーフ、受付)の退職もあり、スタッフ数減の中での一年間であったが、
医業収入は最低限確保できた。
良かった点は、若手スタッフの成長であり、良い人材2名の確保もでき、来年の体制が整った事である。
来院者数は順調に伸びているので、アポイント体制を今一度見直していきたい。

【懸命に取り組んだ事】
・若手スタッフの育成。人材確保。
・川嵜塾を受講し、自分自身のレベルアップ(特にC R、エンド、形成)を図った。

【うまく行ったこと】
・若手スタッフの育成。
週に一度院内研修会を開催することにより、出来ること、また精度向上が実現できたこと。
人材は2名(受付、歯科助手)の確保ができたこと。
・眠っていたマイクロスコープを活用出来るようになった。

【うまく行かなかったこと】
・新卒DHの採用
ここ数年は、新卒採用ができていたが、今回はうまく行かなかった。
原因を究明し、来年度の採用に繋げていきたい。
・勤務医の雇用育成
勤務医は雇用できたのだが、望むパフォーマンスは発揮されず、残念ながら退職となった。
今一度勤務医に関する採用基準を見直すべきである。

【来年の抱負】
・新卒DHの採用に早期に動く。
具体的には、待遇面の見直し、実習期間中の関わり、またスマホ動画サイトの制作
以上に懸命に取り組んでいく。
・定期健診数も伸び悩んでいるので、来年こそ長年の目標である月300名を実現することと、
自費契約3,000万円も実現したい。

 

②来年の目標設定
一年間の振り返りを終えたのち、来年の目標設定を行います。
まずは、来年にかける念いを漢字1〜2文字にしてみます。



例えば私であれば、今年は健康の「健」でした。
これは、昨年春に長期離脱をし、社・クライアント様そして家族に多大な迷惑をかけたからです。
健康が全てではありませんが、健康が土台です。
その念いから一年間健康で健やかに過ごしたいとの念いでこの文字を選びました。
その効果か。今年は体調も良く公私共にとても良い最幸の一年でした。

 

目標10項目
一年間で実現したいことを10項目書いてみます。

例えば、私であれば…
1.全クライアント様の目標達成、業績向上を実現する
2.弊社マクロンの年間業績目標(売上、利益)を達成する
3.販売契約1,200万円
4.ストック収入月額100万円
5.トゥースマイルサイトより、毎月受注を頂く
6.川嵜塾の定員12名開催
7.経営計画作成セミナーの60名以上での開催(3回)
8.決算賞与の支給
9.体重を5kg減量する
10.趣味のゴルフでベストスコア(99)を更新する

これまで私は、全項目の達成はありませんが、
年々達成項目が増えていき(今年は7項目達成)自分自身の成長と達成感を感じております。
私の取り組みを公開することが、皆様の医院活性化、業績向上にお役に立てれば幸いです。

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来年は、記念のオリンピックイヤー(自国東京開催)です。
オリンピック選手の皆様と共に、私たちも願望成就、目標達成に向けて頑張りましょう!
今年も一年間、お世話になりました。
来年もまたこのメルマガ配信は、形を変えお届けする予定です、今後とも宜しくお願い致します。
感謝…

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