共創レポート

【制作秘話】歯科のことがわかる本

桜がまだ綺麗に残る、大分道のS Aにて、この原稿を書いております。
あまりにも綺麗だったので、先ほど写メを妻に送りましたら、とても喜んでくれました。

さて、前回までは歯科経営の理想モデル(財務面)についてお伝えしましたが、
今回は、何故私が「歯科のことがわかる本」を創ったのか?制作秘話をお伝えします。

それは数年前、ユニット6台にて、年間医業収入2億円(当時は年商約1.8億円)を超える
県下でもトップレベルの歯科医院様より仕事のご依頼がありました。
「当院のカウンセリングシステムの検証をして頂き、改善があれば指導して頂きたい。」
との名誉あるお仕事で、断る理由もなかったので、快く引き受けさせて頂きました。

初回訪問時、現状のヒアリングをチーフD Hに行いました。
初診時カウンセリングから基礎資料収集、セカンドカウンセリングの流れを確認しました。
その当時、院内にT Cの存在はなく、担当D Hが問診票の確認、ヒアリングシートに沿って、
カウンセリングを行っておられました。
基礎資料は、予防歯科の大家であるK谷先生の研修を受講され実践しておられましたので、
規格性も素晴らしく、かつスピードも申し分ないものでした。

その当時は、診断から治療計画立案のシステムが不十分であったと思いましたので、
その部分をアドバイスさせて頂きました。
基礎資料収集から次回来院日までに、診断書を書き上げることにしましたので、
来院者数も多かったので、勤務医の先生方も相当な勉強になったのではないかと自負しております。

カウンセリングシステムを再検証する中で、ある発見をしました。
この医院様は、なぜこの様に自費収入(自費率が高い)が多いのだろう?
勿論、院長先生を始めとした、医院の学術レベル(インプラント及び歯周病専門医、
歯周病認定D H多数)も高かったのですが、何か広報(マーケティング)にポイントがあるのかな?
ホームページを拝見したところ、当時としては、かなりレベルの高いモノでしたが、
それだけでは無いような気がして、探ったところ判明しました。

結局、先程のチーフD Hに確認したところ、初診時に当院で取り組んでいる治療内容の説明と
パンフレット一式をお渡ししておられました。
その結果、新患様もですが、そのご家族も来院され、
患者様から興味がある治療についてお尋ねが多いとの事でした。
「真に情報発信、情報提供」ですね。

そこで、お渡しされている中身を精査し、自由診療だけではなく、
歯科医院内にて行われていることをもっとわかりやすくお伝えしたいとの念いから、
この度、緊急事態宣言中の自粛期間を活用し、「歯科のことがわかる本」の制作に至りました。

歯科とは、どのような所なのか?
私(松岡)の考え、念いから始まり、歯科で働いている人たち、歯科医院の設備、
お口の中、歯の内部構造、お口の病気、さまざまな治療法、保険診療と自由診療の違い、
予防歯科、ケア用品について、イラストをたくさん使い、わかりやすい本に仕上がりました。
歯科の分野は奥深く、ほんの入り口ですが、より多くの人たちに、お口の健康の大切さが伝われば本望です。

現在の活用事例ですが…
・とにかく新患様に初回来院時にお渡しする
・セカンドカウンセリング時に細く説明としてお渡しする
・定期検診の来院者全てに渡している
・紹介お礼に渡している
・20周年記念事業として、配布している
・20歳から60歳までの女性に限定し、渡している
・コロナ禍において、待合室での雑誌を撤去したので、雑誌代わりにお渡ししている

今後も地域貢献、業界発展のお役に微力ながら貢献できれば嬉しいです。
今回は、歯科のことがわかる本、制作秘話について書かせて頂きました。
また、来月も宜しくお願い致します!

追記
先日、ある先生から、これを全員に配るにはコストが掛かりすぎるとのご意見を頂きましたが、
1冊300円のこの商財、この世の中に300円でこれだけの歯科の健康情報を伝えられるモノが
有るのでしょうか?とお答えしましたら、即ご購入して頂きました。
来院者の一人でも多くの方に読んで頂き、お口の健康に対する価値観が高まり、
その結果、業界発展に繋がればと思い、弊社は「健康と幸せの情報発信」に取り組んでおります。
今後とも、何卒宜しくお願い致します。

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