共創レポート

2.経営計画書作成シリーズ(ビジョン)

親愛なる皆様、お疲れ様です。
最近の調子は、如何でしょうか?
今日は、いつものスタバ(博多駅界隈)での1人朝活スタートです。
暖かくなり過ごしやすくなってきましたが、花粉症にも立ち向かっている今日この頃です。

前回、冒頭に今年の6月からスタートする
「歯科衛生士・採用実践共創塾」のご案内をいたしましたが、
お陰様で定員を超える8医院様からのお申し込みをいただきました。
現在福岡県以外の医院様から地域開催のご要望もいただき、本当に嬉しい限りです。
案内にも書きましたがこれは単なる研修会ではなく、成果創造するためのプロジェクトです。
必ずや成果を創り、クライアント様達のお役に立ちたいと考えております。

最近のトピックと致しましては、スタッフ研修会、ミーティングの冒頭に以下の質問をします。
Q1:何歳まで働きますか?働きたいですか?
Q2:その後の収入源は何ですか?
Q3:その後の年収は?

私はもうこの歳になりますので全て考えておりますが、
若いスタッフは意外と考えていないようで、年金の支給額も知らないようです。
医院内でのマネーリテラシー向上研修会の必要性を改めて感じました。
上記の質問の意図は、結局永く働くことが生活の安定にも繋がるし、
日々にやりがい、生きがいを感じることが、より良い人生になるのではないかを伝えているだけです。
(無論、そうでない方もいらっしゃるとは思うのですが…)

永く働くために必要な3力
・氣力(=モチベーション)
・体力(=健康管理、体力維持・強化)
・能力(=知識、技術、経験)

上記の能力の中の経験ですが、ただ単に仕事(業務)をこなすのではなく、
目の前の仕事に真摯に向き合うことで、以下の力が磨かれていくそうです。
・仕事の正確性や処理能力の向上
・観察力、応用力
・非常時に対する適応力、修正力
もっと早くに知りたかった情報でしたので、共有いたします。

さて、今回のテーマですが…
今年のメルマガは、経営計画書作成をテーマに進めていきたいと考えております。
前回が「理念(医院・経営)、方針」でしたので、今回は「ビジョン」となります。
私は以前参加した研修会で、理念は「追求するもの」、ビジョンは「実現するもの」、
成功者は「ビジョンを段階的に実現し続ける人」だと学びました。

例えると登山家と一緒ですね、
・最初は、町で一番高い山
・次は、市内で一番高い山
・そして、県内で一番高い山
・それから、日本で一番高い山
・最後は、世界で一番高い山
上記は、全て自分にとっての「山」で良いと思うのですが…

私自身の3年後のビジョンですが、私抜きで運営(経営)できる「マクロン」を目指しております。
現在の経営状態を私抜きで実現することで、
本当の意味で社員達の永続的な雇用が守れるのではないかと強く思うからです。

ビジョンは、「定性ビジョン」と「定量ビジョン」の2つで考えると良いと学びました。
【定性ビジョン(例)】
・唯一無二のかかりつけ歯科医院となる
・地域を愛し、地域に愛される歯科医院
・働くスタッフも来院者も笑顔で輝いている歯科医院

【定量ビジョン(例)】
・ユニット台数:6台(歯科医師用:2台、歯科衛生士用:4台)
・スタッフ構成:11名
・歯科医師:2名
・歯科衛生士:6名
・受付助手:2名
・事務長:1名
・休日:土・日(祝日は診療)
・診療時間:9時〜17時まで(お昼休み無し、交代制)
・月間医業収入:1,250万円
・保険:900万円
・自費:300万円
・物販:50万円
・レセプト件数:800件
・定期検診数:600件
・月間延患者数:900~1,000件

今回は、経営計画書作成のビジョンについてお伝えしました。
次回のテーマは「スローガン・重点目標」となりますが、
この原稿を読んでいただいた先生から自医院のビジョン創りのお手伝いをお願いされましたので、
次回は、「ビジョン作成」も続編ということで…
また、来月も宜しくお願いいたします。

《追記》
「経営計画書作成セミナー・フォローアップ講座」を4月より始める事となりました。
昨年行いました歯科経営人事塾ご受講の先生方からのご要望があり、
パワーパートナーの德永恵美子の協力も得られるという事で、全6回の開催を決めました。
私の定期訪問先の医院様は院内ミーティング、経営相談時に「PDCA」を回すのですが、
私の定期訪問先以外の先生(経営計画書作成セミナー受講済みの先生)にも
是非ご参加いただき、毎月振り返り(取り組みの検証改善)をし、
今年をより良い一年にしていただきたい。その念いだけです。

詳しくはこちらから↓
https://macron.co.jp/sys/blog/1716/
よろしくお願いいたします。