共創レポート

人事(採用)について

10月に入りかなり過ごしやすくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
お陰様で、弊社マクロンも24年目のシーズンを迎える事となりました。
日頃のご愛顧に感謝しつつ、また今期もお役に立てる様にスタッフ一同努力精進してまいります。
宜しくお願い致します。

先日、敬愛し経営の師と仰ぐ「アチーブメント株式会社の青木仁志社長」に、
久しぶりにご挨拶が出来、また運良く講演も聴くことが出来、とても良かったです。
私はあまり人の話を聴いてモチベーションが高まる事は無いのですが、青木社長のお話は別格です。
モチベーションが高まりますし、血が熱くなるというのですか?そういう体験を得ることが出来ます。
お話の中で、特に印象に残ったのが…
「感謝の心を持ち何事にも取り組み、成長し、成長の結果が、成功という現象を生む」ということ。
「感謝」という言葉をかなり強調しておられました。

とにかく…
・今日も生きていることに感謝
・仕事が出来ることに感謝
・クライアント様と喜びを共有できることに感謝
・マクロンのスタッフ達の懸命の仕事ぶりに感謝
・家族と共に過ごせることに感謝

さて、本題です。
今年のメルマガは、「経営計画書作成」のフォローアップを目指して書いておりますが、
今回は、「人事」についてお伝えします。
これまた、私の歯科経営の師匠である「医療法人徳治会理事長の吉永修先生」が仰るのですが、
「財務を制するもの経営を制す」です。
私も最近このフレーズが大好きで、
「人事を制するもの歯科経営を制す」と財務を人事に置き換えてお伝えしております。

とにもかくにも、診療ができる体制を整えることです。
例えば、ユニット4台の歯科診療所であれば、
・歯科医師:1名
・歯科衛生士:4名
・受付助手:1〜2名
スタッフが揃えば、アポイントとオペレーション(診療体制)を構築できます。
上記よりもスタッフが増えれば、より良い歯科医療、
医業サービス(カウンセリング、アシスト体制、バックヤード強化)の提供が可能となります。

人を揃えるには、
【1】採用
採用とは、適切であると思われる人物・意見・方法などを選択肢の中から選び、とりあげて用いること。
求人採用の原理原則を学ぶということが肝要です。
【2】定着・育成
定着=離職率の低下のためには、労働環境の整備が肝要です。
育成のためには、「業務リスト、育成カリキュラム、育成トレーナー」が必要となります。
【3】評価
学校時代の通知表にあたります。
通知表と違うのは医院の求める知識、技術、言動に対しどれだけ出来ているか、
取り組めているかの評価です。

今回は「採用」に関してお伝えします。
私は採用には2種類あり、新卒採用と経験者(中途)採用では、少し手法が違うということです。
新卒採用はセールス活動であり、経験者採用はマーケティング活動であるということです。

・セールス活動:対象者のいる所に自医院をアピール
対象者のいる場所=学校です。
学校へのアプローチ、関係性強化を図る活動を行うということです。

・マーケティング活動:自医院に相応しい人材を集める
やはり「求人サイトの強化」以外に方法はありません。
この求人サイトへの取り組みが、明暗を分けるという事です。
以前は、来院者を集めるためのマーケティング活動でしたが、
現在は働く人向けのマーケティング活動に完全にシフトしました。

また、現在の状況としましては、求人採用に力を入れておられる医院様全てが、
この求人サイトの強化も図られ、次はいよいよ「見学時、面接時の応対」が、
採用のキー(選ばれる歯科医院)となること間違いありません。
私は直接採用のお手伝いは出来ませんが、
採用前準備、また採用後の育成評価に関するお手伝いをすることは可能です。
「予防管理型システム構築」サポートから、最近は「人事マネジメント」サポートへと転換しております。
人事、特に採用に関する案件は、パワーパートナーであるナインデザインの飯田社長にお願いしております。
定期的にオンラインセミナーを開催しておられますので、そちらも宜しくお願い致します。

来月は、福岡にて経営計画書作成セミナーのリアル開催です。
準備も整っており、ご参加も定員の30名を超えております。本当に有難い限りです。

次回は「財務」についてお伝えします。
それでは、今月も良い一月をお過ごし下さい。