共創レポート
事例紹介(理想経営の指標)
- 2022年12月19日
- 共創レポート
親愛なる皆様、いつも有難う御座います。
今朝はいつもと違い、行きつけのスタンドにて洗車中にこの原稿を書き始めました。
昨日は福岡のホテルにて朝活(ZOOM経営相談)を終え、仕事先である大分への移動、
道中紅葉が始まっており、特に湯布院辺りは素晴らしかったです。
このような体験が日々でき、とても感謝しております。
また移動時間は、とても思考(熟考)の時間となり充実します。
昨日移動中に、この様なお問合せがありました。
「松岡社長は、ユニット1台あたりの生産性はどの様にお考えですか?」
経営計画書作成セミナーの業績目標を設定するセッションでこの部分はお伝えするのですが、
スタッフ構成(歯科医師、歯科衛生士の人数)によるのですが、一般論としてこうお伝えします。
ユニット1台あたり
・医業収入:150〜200万円
・レセプト件数:100〜150件
上記の2点が、健全経営の指標となります。
もう1つの指標として、
スタッフ1人当たり(院長も含む)
・医業収入:月100万円
例えば、昨日訪問したクライアント様であれば、
ユニット4台
スタッフ構成:7名
・歯科医師:1名
・歯科衛生士:5名
・受付助手:1名
なので、上記に当てはめると
・医業収入は、600〜800万円
・レセプト件数は、400〜600件
・1人当たりにすれば、100万円×7人なので、700万円
実際は、
・医業収入:850万円
・レセプト件数:500件弱でしたので、
とても健全経営となっております。
F総研様での見解は、以下の通りです。
グレートクリニックの指標
・チェア1台あたりの売上目標値を200〜250万円/月
・スタッフ1名あたり売上の目標値を1,500〜1,800万円/年
著書「歯科医院の成長戦略バイブル(P6)」より引用、ご参考までに…
今年も年末を迎えるにあたり、いつもと違うな?と思うのが新卒採用状況です。
毎年私のクライアント様(約40医院)には、少なくとも10名以上、
2年前は20名の新卒歯科衛生士が入所されたのですが、今年は未だ2名の内定のみです。
・まだ動きが鈍いのか?
・それとも採用活動が、より厳しくなっているのか?
パワーパートナーであるナインデザインの飯田社長にこの後相談してみたいと考えております。
先日の研修会での1コマをご紹介します。
医院方針(クレド)をスタッフにインストールする研修を行なっていたのですが、
その中で「医院方針は学校の校訓みたいなものです。」と伝え、
小・中学もしくは高校生時代の校訓を書き出してもらいました。
そしたら1人のスタッフが次のように書いておりましたので、ご紹介します。
安井息軒「三計の教え」
・一日の計は、「朝」にあり
・一年の計は、「元旦」にあり
・一生の計は、「少壮(少年時代)」にあり
何事も初めが大事であるという考えをもとにして、
「今日という日は二度と戻らない。だから一日一日を、
その時その時を大切にしっかり勉強しなさい」という教え
息軒は、「三計塾」を開いて「斑竹山房学規」(はんちくさんぼうがっき)という
決まりを作って、塾生に厳しい考え方を示し、実行させた。
上の2つは存じておりましたが、最後の少壮(少年時代)は存じておりませんでした。
歯科に置き換えると、
少壮=新人時代(入所1年以内)の育成がとても大事であるということで、
育成の大切さ、そのための「業務リスト・育成カリキュラムの準備」、
「トレーナー、メンターによる育成システム」の運用の大切さを改めて感じました。
「スタッフ育成、給与システム構築」に関しては、
月に1件の限定にて制作サポートしておりますので、
制作をご検討の医院(先生)様は、お早めにお問合せご相談下さい。
また、このメルマガ配信ですが、来年もこのまま継続するのか?
新しいカタチ(動画配信)での情報発信にチャレンジするのか?
年末にしっかりと考えてみます。
今年も1年お世話になりました。心より感謝申し上げます。有難う御座いました。
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