共創レポート

事例紹介(定期健診数・新卒採用)

親愛なる皆様、新しい年がスタートしました。
皆様は新しい1年をどんな念いでお迎えになられたでしょうか?
私はお天気も良く穏やかな予定の少ないお正月でしたので、久しぶりに天草の実家に帰り、
お墓参りにて近況報告と今年に懸ける念いを伝えることが出来、
とてもスッキリ晴れやかな気持ちになれました。
節目となる還暦までの3年間で、「実現したい・達成したい」目標を明確にしました。
あとは実行し、やり遂げるのみです!

今朝はいつもの博多駅界隈のスタバ様にてこの原稿を書き始めました。
奇しくも先日不幸な事件が近くで起きました。
早期の事件解決と、今後この様な不幸な事件が起きて欲しくないと切に願うばかりです。

近況をご報告いたしますと
・今月は、クライアント様の年初のキックオフミーティングに立ち会う
(昨日訪問の医院様、スタッフ達にて素晴らしいスローガンを決めておられました。)
・動画マニュアル作成の撮影(滅菌、接遇)を開始
・スポットの経営相談を数多くいただく
(経営計画書作成セミナーの影響でしょうか?有難い限りです。)
・川嵜塾第9期(受講生8名)がスタート
(川嵜塾長とインストラクター岩﨑氏の講義は歯科医師でない私ですがとても勉強になります。)
・次女の「はたちを祝う会」に参列
・昨年末に崩した体調も現在はとても好調

年末から年初にかけて、嬉しいお知らせも頂いております。
・昨年はコロナ禍にも関わらず、過去最高の業績
・念願の定期健診数(月間)の目標300人を達成
・新卒採用に成功
・年末に念願の医院発表会(医療法人:スタッフ20名、発表者7名)を開催
・医院リニューアルの決断

今回は、上記の中で「定期健診数(月間)300人達成」
「新卒採用の成功」の実例についてお伝えしたいと思います。
まず、定期健診数(月間)300人達成の医院様ですが…
今年は、毎月250人から270人にて推移しておりましたが、年内に必ず目標達成したいとの事で、
DH主任と受付副主任で話し合い、他のDH4人(パート含む)に協力を呼びかけ、
リコール(電話)を行なったそうです。
勿論お伝えする内容は、受付の副主任がスクリプト(台本)を書き、
皆に説明指導後、ロールプレイングを行い実践したそうです。

12月の予定者数が260名(毎月リコールにて20名ほど来院、予防率は常に100%超え)、
コロナ禍ということもありキャンセルが22名あったため、
予定者数238名から脅威のリコール来院者数64名、来院者数計302名にて晴れて目標達成されました。

この成功事例は、他の場面でも活用できるのでは無いでしょうか?
・強い思い(念い)を持ち
・協力者に呼びかけ
・皆の気持ちを一つにし
・皆で、取り組むことを決め、実践する
・進捗状況を日々確認し合い
・目標達成の喜び、達成感を共有する
今年は皆で高齢者医療管理(オーラルフレイル、訪問診療)に取り組まれるそうです。

私がお伝えしている「チームビルディング(共創)」を実践、成果創造してくれた案件でした。
今回のメルマガでは実は予定していなかったのですが、
余りにも嬉しかったので最初に書かせていただきました。

次に「新卒採用」の件ですが…
例年、私のクライアント様には、15〜20名の新卒歯科衛生士の採用が決まるのですが、
今回は厳しく、未だ3医院様のみの内定確保でしたが、
ここに来て3医院様から新卒採用が決まったとの嬉しいご報告がありました。
その3医院様なのですが、共通項がありましたのでシェアいたします。

・現スタッフの定着率が良い(ここ数年退職者が居ない、産休はあり)
・毎年新卒採用活動をしている(ノウハウの蓄積)
・副院長、チーフの存在(多忙な院長の代わりに積極的な採用活動を行なっている)
・医院の雰囲気がとても良い(訪問時の研修会時とても活気がある)
・入所1〜3年以内の先輩の存在(メンターとなる存在)
あくまで上記は私見ですが、今後の採用活動のご参考になれば幸いです。

また、もう1つの秘訣をお伝えしますと…
ある医院様では、夏休み前に必ず学校に挨拶訪問されています。
その際ただ単に菓子折り持ってお願いするだけでは無く、以下の項目をお伝えします。

・卒業生の現在の活躍
・現在のスタッフ構成(スタッフ数、スタッフの経験年数の一覧)
・当医院が何(診療分野:予防歯科、小児矯正、精密治療…)に力を入れているか?
・どの様な人材を求めているか?
・業務リスト、育成カリキュラム等を見せて指導育成(成長支援のサポート)体制

如何でしたでしょうか?
本来は、今年は「経営計画書作成」をテーマにシリーズ化して、
このメルマガ配信を考えておりましたが、昨年同様に成功事例を2つ書かせて頂きました。
2つの成功事例に共通するのが「取り組みの本気さ」だと思います。
「本気」とは、成果が出るまでの取り組む姿勢のこと、
「時間とお金」を使う「思考と行動」の優先順位だと思います。
私もこうして自分で伝えるからには上記を肝に銘じ、取り組んで参ります。

次号からは「経営計画書作成シリーズ」
・理念、方針
・ビジョン(事業計画)
・スローガン
・業績目標設定
・成長目標設定
・重点目標(プロジェクト)設定
・成長分野の行動計画作成
・組織創り(役割分担)
・タイムマネジメント
・達成時の報酬、コミットメント

をお伝えして参ります。お楽しみに…
今年も宜しくお願い致します。