共創レポート
成功事例(定期健診200件から400件へ)
- 2022年06月20日
- 共創レポート
親愛なる皆様、いつも大変お世話になっております。
まずは、プラーベートのご報告より
4年ほど前から再開しました趣味のゴルフですが、今年に入り多忙のため、
なかなかラウンド出来なかったのですが、5月に入り天候も良かったので、
休日また空き時間を利用して3ラウンド行うことが出来ました。
スコアも3ラウンド全て100切り、直近のラウンドは今シーズンベストの92(OUT 49、IN 43)でした。
念願の80台まであと少しです。
今年に入り、月に1度有るか無いかのラウンドでは、なかなかスコアも良くなかったのですが、
月に3ラウンドもするとスコアも良くなりました。
今後もこのペースでラウンドしたいと考えておりますので、お付き合いして頂ければ嬉しいです。
なぜこの事から書き始めたのか?
それは、やはり何事も経験、慣れが必要だと感じたからです。
前のラウンドで、良かったことは継続する。
ミスしたら、それをしないように練習する。
そして、実践ラウンドで試す。そうすれば上手くいく。
改善のサイクルのスピードが上がるという事です。
ということは、院内でも業務改善ミーティングを週に1回(30分ほど)すれば、
改善のスピードがあがるはずです。
是非実践してみてください。
今回は、約2年前からサポートを開始し、
定期健診数が200件から400件へと倍増した事例をご紹介します。
・開業25年
・ユニット台数:4台
・スタッフ構成
歯科医師:1名(院長)、1名(非常勤:週1勤務)
歯科衛生士:5名(現在)、訪問当時は2名
受付助手:2名
院内のシステム再構築を依頼され、サポートを開始しました。
院長先生が、念入りに事業計画を作成しておられたのですが、スタッフとの一体感が無く、
実行に移せておられませんでした。
チーフのOさんに協力要請(個人面談)し、
医院の一体感創り(院長の方向性に一番に賛同し、動き、皆に伝え、協働する)をお願いし、
予防管理型システム構築研修会と目標管理ミーティング、経営相談を同時並行で行いました。
この医院様では、ビジョンが明確だったので、ビジョンを実現することで、
「来院者にとって、医院にとって、自分達にとって」
とてもより良い状態(幸せと豊かさの追求)になることを真摯に伝えました。
幸い素直なスタッフの皆様であり、新卒DHとDAの加入で、スタッフ数にも余裕が出たため、
カウンセリングを行う時間が確保出来ました。
素直さは大事です!教えた事、決めた事を即実践して頂きました。
また、一挙に全てを皆でする訳では無く、役割分担しました。
《予防管理型システムの全体像》
・初診時カウンセリング
・基礎資料収集
・カンファレンス
・セカンドカウンセリング
・むし歯、歯周病のカウンセリング
・補綴コンサルティング
・定期健診のご案内
新人のDA(30歳)に受付業務と「初診時カウンセリング」を指導し、
新卒のDHに「基礎資料収集」を徹底してもらい、
ベテランスタッフ達に「むし歯・歯周病・定期健診ご案内」のカウンセリング、
院長先生に「セカンドカウンセリング・補綴コンサルティング」を担当して頂きました。
《予防管理型システムの役割分担》
・初診時カウンセリング:受付助手
・基礎資料収集:新人DH
・カンファレンス:受付助手、院長
・セカンドカウンセリング:院長
・むし歯、歯周病のカウンセリング:ベテランDH
・補綴コンサルティング:院長(いずれはTC)
・定期健診のご案内:ベテランDH
勿論、説明に必要な資料は、弊社にて準備させて頂き、活用して頂きました。
コロナ禍であり、現場とリモートでのサポートでしたが、
上記に書いた様に、教えた事、決めた事は即実践して頂きましたので、
半年もすると定期健診の来院者数と予防率に変化が見え始めました。
目標管理ミーティング時に、数字の共有を行うと、やはりモチベーションが上がります。
モチベーションが上がるだけでなく、業績も良いので、
各人の収入(冬のボーナスに加算)も上がりました。
これが、真に善循環システムですね(笑)。
私もミーティングの冒頭で、スタッフの皆様に真摯にお伝えしたことが現実化したので、
今回このメルマガに書かせて頂きました。
現在の状況です。
ユニットが増え5台となり業績は、
・保険収入:650万円
・自費収入:100万円
・物販収入:10万円
・医業収入計:760万円
・レセプト件数:550件
・新患数:20件
・定期健診数:月約400件(DH 3.5人で対応)
今後は、ユニット5台にて
《スタッフ構成》
歯科医師:1名(院長)+非常勤1名
歯科衛生士:6名(外来5名、訪問1名)
歯科助手:2名(受付、バックヤード)
《アポイント構成》
・治療用:2台
・予防用:3台
《業績目標》
・医業収入:830万円
《内訳》
・外来保険:600万円
・訪問診療:100万円
・自費収入:100万円
・物販収入:30万円
・外来レセプト件数:600件
・定期健診数:450件
と、私が理想とする「ユニット5台の歯科経営モデル(予防管理型にて年商約1億円)」
を院長先生が、60歳(還暦)になられるまで(あと2年)に創造し、
その後、先月お伝えしました「事業承継」という形で、後進にバトンタッチ出来ればと考えております。
今後の課題は、やはり歯科衛士の採用、育成ですので、今後のサポートは、人事が中心となりそうです。
採用→定着、育成→考課(評価)の順にて、しっかりサポートして参ります。
いつも、変わり映えしない内容ですが、実践事例のご紹介を今後もお伝えして参る所存です。
今後とも、宜しくお願い致します。
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