共創レポート

時間の活用法

親愛なる皆様、お疲れ様です。
いつものように、博多駅付近のスタバにて、朝活開始です。

昨日は、雨の中での訪問でしたが、玄関を入ってご挨拶時に、
受付のHさんからとても温かいお声かけを頂きました。
「松岡社長、今日も雨の中、おいで頂き有難う御座います。
いつもこの研修会楽しみにしております。今日も宜しくお願い致します。」
本当に有難いし、氣愛が入ります。
待合室で待機していますと、Hさんの待合室での患者様へのお声かけが素晴らしいのです。
受付Hさんが入所されてから来院者数(1日来院者数、レセプト件数)が増加しております。
やはり、受付の接遇大事ですね…

昨日の経営相談時に、時間の活用法について相談されましたので、
今回は、時間の活用法について2例書かせていただきます。

I先生(理事長)は、3年前より医療法人となり、2医院の歯科医院を経営しておられます。
真面目な先生で、学術、経営共に真摯に取り組んでおられ、業績も順調です。
しかし…ご自身に余裕が無い、時間が無いとの事でした。

状況をヒアリングすると、
日中は勿論歯科医療業務中心(勤務医が保険診療、ご自身は自費診療中心)となり、
朝の時間は、お嬢様のお世話(身支度、幼稚園への送迎)、夜は勉強会、歯科医師会公務など多忙です。
確かに、時間は余り無いかもです。

アドバイスは3点
・自費診療の曜日、時間帯(例:火曜日、金曜日の午後)をつくる
・院長の業務リストの作成後、優先順位の仕分けを行う
・院長ご自身の診療(歯科医師業務)は、17時までとし、
それ以降(17時から19時まで)は院長業務(経営者業務)を行う

これまで、スタッフ育成用の「業務リスト、育成カリキュラム」は作成して来たのですが、
今度は、院長、経営者用が必要となってくる予感がします。
来月の訪問時に、上記の取り組みが出来ているか? 検証、改善です。

そして、もう1件のご相談は、ユニット4台にて、昨年、年間医業収入が目標(9,000万円)をクリアし、
今年もクリアしそうなので、今後はご自身のライフスタイルを見直したいとの事でした。

・ユニット4台(治療用:2台/予防用:2台)
・スタッフ構成(歯科医師:1名/歯科衛生士:5名/受付助手:1名)
・業績(月間)
医業収入:700〜800万円
保険収入:600〜700万円
自費収入:100〜150万円
物販収入:約20万円
レセプト件数:約500件
新患:30件(紹介:10〜20件)
定期検診数:約300件

と、ユニット4台の超理想健全経営モデルです。
ここに来るまで、開業後10年(サポート開始から7年)かかりましたが(苦笑)…
実現したので善しです。

先生のご希望としては、「時短と週休3日の導入」という破格の待遇改善です。
ただし、当たり前ですが…業績はキープしたままです。
流石に、一挙にご希望を叶えるには、難しいと思いましたので、
どうすればそう成れるかをチーフスタッフと3人で考えました。

3人で考えた共創案
まずは、時短実現のために…
・診療時間は、17時までとし、18時までに退所する
・お昼休み時間を無くし、交替(スタッフ3名、院長)にて診療を行う
・この場合、アポイント数は1時間3名となり診療人数は、微減する

次に、週休3日制度導入に向けて…
・人員をさらに確保し、フルオープン(現在木曜日休診)とする
・常時:歯科医師1名、歯科衛生士5名、受付助手1名の体制とする
・上記の待遇であれば、採用には有利となると考える
・人員増=歯科医師(非常勤)、歯科衛生士(+3名)を目指す

その為の、業績確保に向けて
・診療スタッフ増の為、予算も上方修正する
・月間医業収入1,000万円の確保が条件となる
・保険収入:900万円
・自費収入:100万円
・物販収入:30万円
・レセプト件数:600件
・定期検診数:450件

ユニット6台であれば、上記の数字は可能で有るが、
ユニット4台フルオープンモデルでは、新たなチャレンジとなる。
新しいモデル創設に向けてのプロジェクト開始です。

また経過報告は、このメルマガ配信にて…