共創レポート

求人・採用

油断していました!昨日、弊社スタッフから「メルマガ原稿」の依頼がありました。
通常メルマガの原稿は、月初めには書き上げているのですが、
今回は、弊社ニュースレター「マクロン通信」の挨拶文を書き上げておりましたので、
勘違いして(今月はもう既に書き終えた…)冒頭の発言となります(笑)。

 出張先の宿舎にて書き始めました。
今回のテーマは「求人・採用」
先日、久しぶりにセミナー(人材採用の仕組みを強化する)にてお話しさせて頂きました。
私は、トップバッターとして「歯科衛生士採用の成功事例と採用前の強化ポイント」を
お伝えさせて頂きました。

第二部の城井美礼(キャリアコンサルタント:ヒトト代表)のお話は、
「履歴書を見るポイントと面接時のポイント」でした。
とても勉強になりましたので、一部だけご紹介しますと…
面接は「お互いの答え合わせの場」という事です。

履歴書に記入されていることが本当かどうか?
これは、当たり前ですが、実際に会って話してみないとわかりません。
これは、私の仕事でも言える事ですし、貴医院に来院される患者さんも同様です。
情報化社会の中で、最初にホームページを拝見され、来院される方が増えている最近です。
ホームページに記載されていることを確認(答え合わせ)されているのです。
 ということは、ホームページの内容と改めて「初診時カウンセリング」の出来、
スタッフの接遇、医院の環境レベルの向上が重要だと思いました。
初診時カウンセリングのレベル、これを高め続けなければいけません。

 そういえば、先日私のプライベートの研修会を受講された先生から、
「信頼がうまれる患者対応の技術(クインテッセンス出版)」という書籍のご紹介を頂きました。
この書籍に書かれている内容が、私達がお伝えしていることにそっくりだという事でしたので、
早速購入し拝読致しました。
有名な糖尿病内科のN先生が、監修された書籍だったのですが、とても勉強になりました。
ぜひご購入され、初診時のカウンセラー及び診療スタッフの皆様に読んで頂き、
医療面接の実践事例を参考に取り組んで頂くことを強くお勧めします。

 話を戻します!
本日のテーマは「求人・採用」でした(苦笑)
ということで…

まず求人は、やはりターゲット選定が重要だということです。
無闇やたらに来た人を面接するのでなく、あらかじめ求める人材像を明確にしておくということです。
新卒もしくは中途、中途であれば正社員、パート、年齢層、どのような仕事を期待するか?

 例えば…
【求人募集(目標)】
・午前勤務のパート1名を3ヶ月以内に採用すること

【目的】
・現スタッフが、有給休暇を取得しやすくするため

【求める人材像】
・経験は5年以上、年齢30
・午前10時から午後3時の間にて、4時間勤務可能な方
・主な期待する業務は、バックヤード、診療補助、口腔衛生指導、
歯周治療(軽度)、予防管理(定期検診)
・志望動機に、歯科の仕事が好き、もしくは自医院のどこに興味を持ったのか、
自分がどのような仕事をしたいかが記入してある

上記の条件で求人し、履歴書が届き内容確認し、面接の判断を行う。
 書類選考をクリアし、次は面接の場(答え合わせの場面)です。

【質問】
Q1.歯科の仕事のどんな所が好きですか?やりがいを感じますか?
Q2.当院のどんな所に興味を持たれましたか?(書いてあれば深掘り)
Q3.当院で、どのように自分のキャリアを活かしたいですか?
Q4.上記の業務にて、不安な点はありますか?
Q5.家庭との両立で、考慮すべき点はありますか?
等々…
面接時、事前に1時間の医院見学の時間を設ける
※その場合、チーフ(主任)もしくは診療スタッフが、必ずご案内する

【医院見学】
・診療室(動線確認、設備)、カウンセリングコーナー、バックヤード、
医局、院長室(片付いていれば…笑)、駐車スペース、それから診療風景等…
※面接も先生が自信無ければ、一番信頼できるスタッフと一緒に(同席して)行われた方が良いと思います。

これは、ナインデザインの飯田社長から学んだことなのですが、
相手のことを根掘り葉掘り聴くよりも、まずは自己開示した方が良いとの事ですので、
まずは応募の感謝の意を伝えられた後は、自己紹介、医院紹介からが良いかと思います。

このように書いていきますと、予防管理型システム、口腔機能管理システム構築に続き、
採用面接のシステム構築(マニュアル)が出来そうだと思ってきました。
近いうちに、先ほどご紹介した城井美礼、
またパワーパートナーであり人財育成コンサルタントの徳永恵美子と共に、
「歯科スタッフ採用面接システム」を構築しようという次の仕事のアイディアが湧いてきました。
有難う御座います!

【システムアイディア】
・求める人材像を明確にする
・求人票を作成し、各媒体へ
・求人開始
・応募(履歴書送付、医院見学希望)
・書類選考もしくは医院見学(面接)対応
・書類選考のポイント
・医院見学時対応のシミュレーション
・面接時の質問項目(ヒアリングシート)作成
・面接時の流れ
・アプローチ(感謝の意を伝える)
・自己紹介、医院紹介
・質疑応答(答え合わせの場)
・今後の展開をお伝えする(クロージング)
・採用基準の明確化

面接採用システム構築ご希望の先生は、私宛にお気軽にメッセンジャー、
メール(macron_9001@yahoo.co.jp)もしくは、直接お電話等にてご連絡ください。
進捗状況など、またこのメルマガにてご案内致します。

 今回は、徒然なるままに書いてみました。まとまりがなく申し訳ございませんでした。
次回以降、お楽しみに…