共創レポート

理想の歯科医院経営 -ユニット5台-

新しい一年が始まり、あっという間に一月が過ぎました。
前回の大雪と違い、今回は、春を思わせる陽だまりの中で、この原稿を描いております。

前回の投稿をご覧になり、ユニット4台の先生からは
「大変参考になりました。理想モデル目指します!」と嬉しい声を頂いたり、
ユニット5台の先生からは「来月が待ち遠しいです。」
ユニット6台の先生からも「ウチは6台だけど、理想モデル書いてくれるの?」
メルマガもさる事ながら「歯科のことがわかる本」もお問い合わせが多く、本当に有難い限りです。
今回は、ユニット5台モデルについてお伝えさせて頂きます。

ユニット5台、歯科医師1名にて…
歯科医師用:2台
歯科衛生士用:3台

スタッフ構成
歯科医師:1名
歯科衛生士:5名
歯科助手:2名の計8名体制とし
歯科衛生士用にて予防管理を行えば…

1日8時間、つまり1台あたり8人
3台使用なので、1日24人の予防管理
月間実日数22日とすれば、1月528人(約500人)の予防管理受診者数となる。

500人をSPTⅡにて算定、さらに長期管理加算が加われば、1人当たり1,150点
11,500円の医業収入となる。さらには変動費がほぼ0に近く粗利益率が高い…
500人×11,500円=5,750,000円

歯科医師用のユニット2台にて、
約300万円(歯牙・根管治療、補綴治療、歯周治療)だとすれば…
300万円+575万円にて、計875万円
これに物販約25万円が加わり、合計にて900万円
年間にすれば、10,800万円にて、1億超えとなる!

財務面でいえば…
年商:10,800万円
変動費:1,800万円
粗利益:9,000万円
固定費:6,000万円
利益:3,000万円

ユニット5台、歯科医師2名(ご夫婦開業)にて…
歯科医師用:3台(1台は院長の自費専用)
歯科衛生士用:2台

スタッフ構成
歯科医師:2名
歯科衛生士:5名
歯科助手:2名の計9名体制とし
歯科衛生士用にて予防管理を行えば…

1日8時間、つまり1台あたり8人
2台使用なので、1日16人の予防管理
月間実日数22日とすれば、1月352人(約350人)の予防管理受診者数となる。

500人をSPTⅡにて算定、さらに長期管理加算が加われば、1人当たり1,150点
11,500円の医業収入となる。さらには変動費がほぼ0に近く粗利益率が高い…
350人×11,500円=4,025,000円

歯科医師用のユニット3台にて、約500万円
自費300万円、保険200万円(歯牙・根管治療、補綴治療、歯周治療)だとすれば…

300万円+200万円+400万円にて、計900万円
年間にすれば、10,800万円にて、1億超えとなる!

結局、歯科医師1名でも2名でも、
システム構築(か強診取得、SPTⅡ増、口腔機能管理…)次第で、
年商1億超えは可能である。

財務面でいえば…
年商:10,800万円
変動費:1,800万円
粗利益:9,000万円
固定費:7,200万円(専従者1,200万円)
利益:1,800万円

あとは、先生方が理想とする歯科医療スタイル次第ですね…
次回は、私が一番理想とするユニット6台モデルをお伝えします。