共創レポート
マクロン商財の活用法③
- 2022年03月18日
- 共創レポート
親愛なる皆様、お世話になっております。
今日は、博多での朝活です!
スタバの受け取りカウンターの近くに陣取り、
スタッフの皆様のこころ温まる接遇を勉強させて頂いております。
本当に、一人ひとりにお声かけが違うのですね…
来週明けの研修会のレジュメ作成を仕上げたところです。
テーマは、予防管理型システムの第3講座(カンファレンス)です。
思えば、昨夏から新規で担当している医院様での
カンファレンス(症例検討会=その人検討会ともいう)は、スタッフ全員にとても好評でした。
先生は、前からやりたかったのですが、やり方が良くわからなくて…
スタッフの意見としては、
・もっと早くからやって欲しかった
・年齢によって、治療方針が変わるのですね…
・歯科医療の知識が高まった
・先生の考え(診断、治療計画)が理解できた
カンファレンス時のポイントは、この時間は「心理的安全性」を確保することです。
心理的安全性とは…
組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。
心理的安全性が高い状況であれば、質問やアイディアを提案しても受け止めてもらえると信じることができ、
思いついたアイディアや考えを率直に発言することができます。
カンファレンスの時間だけでなく、私の研修会、ミーティングでは、
この「心理的安全性」を出来るだけ確保するように努めております。
申し訳ございません!
今回のテーマは、マクロンの商財活用法の第3弾でした。
それでは、本題に入らせて頂きます。
改めまして、マクロン商財とは…
マクロンが制作(クライアント様と共創)した商品のこと。
活用とは…
物の性質・働きが十分に発揮できるように使うこと。
今回のシリーズでは、マクロンの商財を活用し、
素晴らしい成果を創っておられる3医院様の取り組みを3か月に渡りご紹介させて頂いております。
1月:セレック導入後、自由診療収入が増加した事例
2月:短期間(〜1年間)で定期健診の受診者が激増した事例
3月:MIの自費化に成功した事例
今回は、MIの自費化に成功した事例をお伝えします。
そのクライアント様に初めて伺いましたのが、かれこれもう7年前、
当時からマイクロスコープを導入され、精度の高い「精密治療」を行われていました。
最初から、MIの自費化をお願いされたわけでは無く、
当時は医院活性化、業績向上のサポートをして欲しいとのご依頼でした。
ユニット5台、スタッフ構成が、歯科医師2名、歯科衛生士2名、歯科助手2名、受付1名、
業績が、月間医業収入800万円ほど、レセプトが400件ほどの状況でした。
業績は良いのだが、経営(財務状況)が上手く行ってないとのことで、
財務諸表の分析、今後の人員構成、また経営戦略を練る中で、
院長先生のビジョンに「MI診療の自費化」が明確に入っておりました。
通常は、業績を良くし、いわば健全経営状態(今回のケースでは、月商1,000万円)をつくり、
先生の願望を叶えるという順番で行くのですが、
今回のケースでは、先生の願望が余りにも強かったのと、
むしろそこに取り組む事が、業績向上(自費率向上)にもつながると判断し、
マイクロスコープの導入、MIをベースとしたカウンセリングシステムを構築しました。
取り組みとしましては、お決まりの初診時カウンセリング後に、
基礎資料収集、セカンドカウンセリングと進むのですが、
このセカンド時に、マイクロで撮影した映像を活用しました。
さらに、MI症例を増やし、セカンドカウンセリング後のサードカウンセリング時(治療方針決定)に
症例を見せながらご提案しました。
これにプラス、新患数も多かったので、来院者全員に当院のコンセプトを理解してもらおうと考え、
医院案内の他にMI専用のリーフレットを作成しようという事になりました。
制作後は、セカンドカウンセリング終了時に配布する事にしました。
リーフレットの内容ですが、
当院の目指す治療「むし歯を繰り返さない治療」と題し、以下の内容(12P)にて制作しました。
・人工歯では真似できない、天然歯の役割
・当院の目指す治療
・精密治療の必需品「マイクロスコープ」
・治療の流れ
・精密治療で出来ること
・よくある質問(Q&A)
取り組みから、約5年経過した現在、福岡県いや全国規模でもトップクラス(量・質共に)の
MI診療を提供できるクリニックへと成長されました。
スタッフも増え(DH:7名、受付助手:3名)、業績も伸び(当時の約1.5倍)、
ユニット台数はそのままですが、マイクロスコープの台数(1→4台)も増えました。
現在は、副院長、また認定DH、他のDHも使用、活用しております。
今後、私が目指す「MI自由診療型歯科医院」のビジネスモデルとなりました。
リーフレットを制作したからの成果ではなく、
あくまで院長先生を始めとするスタッフ皆様の取り組みの成果であり、
弊社制作のリーフレットは、このような躍進の一役を担ったのではないかと嬉しく思います。
弊社マクロンデザイン部では、今後もこのような商財を一つでも多くクライアント様、
業界に提供できればと念います。
既製品、オリジナル商品数多くラインナップしておりますので、
是非とも弊社トゥースマイルサイトをご覧ください。宜しくお願い致します。
では、来月からまた新展開です。ご期待ください!
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