共創レポート
マクロン商財の活用法②
- 2022年02月22日
- 共創レポート
親愛なる皆様、お疲れ様です。
いきなりですが、先週末に異変が起きまして…
携帯電話(スマホ=iphone)のパネルを操作していると反応が無くなりました。
全く操作が出来なくなりまして、5日間経った現在もまだ通話ができない不都合な状態です。
連絡が取りづらく、困っておりますが、5日も経てば、何だかこの状況にも慣れてきまして、
携帯が無くとも仕事も出来るし、生活も出来る。
こうしてメルマガの原稿を書く時間が増えたと思えば、肯定的な解釈なのかな?
と前向きな気持ちになれております。
今週中には、復旧できそうです。
先日、「このメルマガの昨年配信分のスタッフ面談の内容を参考に面談を行いました」
とお礼のメールがありました。
また、「松岡社長が実践しておられるコメダ珈琲店様での朝活がとても参考になり、
実践している」とのお声があったり、さらには、丁度昨年の今頃の投稿だったと思いますが、
ユニット5台の健全経営モデルの業績目標を全てクリアしたとの嬉しいご報告があったりと、
このメルマガを見て頂いている先生方に少しでもお役に立つことが出来、嬉しく思いますので、
ネタが続く限り投稿を継続したいと考えております。
また春頃からは新展開、パートナーコンサルの德永恵美子(Officeツグミ代表)の力も借りての
メルマガならぬ動画配信も検討しておりますので、準備が整い次第配信したいと考えております。
さて、本題に入りますと…
この3ヶ月間の内容は、マクロンの商財活用事例です。
マクロン商財とは…マクロンが制作(クライアント様と共創)した商品のこと。
活用とは…物の性質・働きが十分に発揮できるように使うこと。
今回のシリーズでは、マクロンの商財を活用し、
素晴らしい成果を創っておられる3医院様の取り組みを3か月に渡りご紹介させて頂きます。
1月:セレック導入後、自由診療収入が増加した事例
2月:短期間(〜1年間)で定期健診の受診者が激増した事例
3月:MIの自費化に成功した事例
今回(2月)は、短期間にて定期健診の受診者が激増した事例をお伝えします。
今から約3年前、事務長からご相談というよりお願いがありました。
「松岡社長、お願いがあります!来年秋に念願の予防管理センターを増床することになりました。
そこで、予防管理型システムの構築、つまり定期来院者(予防受診者)の増加、
管理法のご指導をお願いしたいのです。」
このクライアント様は、これまでも業績がとても良く、治療中心の医院様でした。
パートナーコンサルタントである德永恵美子の指導のもとTC3名による
カウンセリングシステムも機能しており、自費率も50%を超えておりました。
私は、経営相談と医院全体のチームビルディング研修を担当しておりまして、
とても活性化された良いクリニック様でした。
ただ、アポイント状況が厳しかったので、予防管理型システム導入に踏み切るには、
ユニット増設、つまり増床、もしくは近隣に分院建設しかなかったのです。
どうせやるからには、ということで…
以前から、私は治療と予防の割合を治療:予防が、1:2の割合が良いと思っておりましたので、
治療6台(当時9台)、予防12台をご提案しました。
ですので、計18台ですので、9台の増設となります。
結果6台の増設、計15台となりました。
治療6台:予防9台(初期治療含む)の最終形(ビジョン)を構築しました。
ユニット1台あたり、月150〜160人ですので、6台にて月間900人から960人ということで、
予防管理センター開設より、3年間で上記の960人達成を目標としました。
最初は、ユニット6台は、予防専用という事ではなく、
DH専用ユニットということで、アポイントを組みました。
定期健診の受診者が、当時は100名弱でした。
新規の患者様は多い(月80-100名)医院様でしたので、基礎資料収集、セカンドカウンセリング後の
初期治療中にDHカウンセリング(虫歯・歯周病)を行い、歯周病検査3回目後に、
安定期治療(SPT)のご案内をするといった予防管理型システムのセオリー(原理原則)を
DH全員(当時約10名)に指導し、徹底して行いました。
ここまでは、他の医院様と同じ指導なのですが…
DH全員に対する予防管理型システム研修会の最後に
「リコールオリエンテーション(定期検診のご案内)」を指導したところ、
私が患者様に対して説明する文言のリーフレットを作成して、
患者様にお渡ししたいという意見が、チーフDHより出ました。
そこで、チーフDH、事務局のN様、弊社デザイナー下田、私による4人での共創が始まりました。
定期健診のご案内の内容です。
治療を終えられた方にお伝えしておきたい「定期健診のお話」と題し…
・お口の未来は、歯科医院との付き合い方で決まる
・定期健診の内容項目
・歯科医院のかかり方で、年齢と共に差が出る歯の本数(グラフ)
・予防歯科の特徴(大きな3つのメリット)
・事前予約制度のご案内とメリット
上記5項目を、A4サイズ両面(わかりやすいイラスト及び写真付き)にて作成しました。
秋(9月)のオープンでしたので、逆算し、6月からご案内(3ヶ月リコール)を始めるとのことで、
制作期間が3月末、説明会が4月、5月にトレーニング、6月案内開始としました。
やはり、こうしてタイムスケジュールをしっかり構成することが、
プロジェクト成功の鍵となると後々改めて感じました。
また、事務長の尽力による、懸念しておりましたDH5名の確保(新卒、中途合わせ)も
しっかりと出来ていることも付け加えておきます。
結果です!
プロジェクト開始前は、月間100名弱が
1年後…予定者数:257名、来院者数:240名、予防率:94.5%
2年後…予定者数:471名、来院者数:431名、予防率:91.5%
そして、プロジェクト開始から3年目の
現在(令和3年12月の業績)は…
予定者数:798名、来院者数:762名、予防率:95%となっております。
もちろん、ご案内の強化だけでなく、数値管理者の担当を決め、
毎月の報告、状況をDH全員にて共有しております。
現在は、目標の960件に近づいてきたので、更なる来院者満足度の追求と
新たな歯科医療(マウスピース矯正、審美補綴、ホワイトニング等)の提供、
提案をすべく日々努力精進しておられます。
さらに業績が向上していることは言うまでもありません…
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