共創レポート

1年の振り返り

親愛なる皆様、いつもお世話になっております。
早いもので、今年のメルマガ送信も最後となります。
この原稿を書き始めたのが12月上旬、移動中のスタバです。
先月、超目標達成をした趣味のゴルフのお話からですが…

その後のラウンドは、本来の姿に戻り(苦笑)、
101、95、91、94、97、93と念願である目標の80台を実現しておりません。
ショットは特に悪くないので、アプローチとパットをもっと慎重に、
一打一打を大切に、今年残り2ラウンドに臨みたいと思います。

この原稿を書く前日に、とても良い体験をしましたのでシェアします。
午前の仕事を終えた後、車に戻り携帯電話をチェックすると留守電が入っておりました。
登録のない番号でしたが、096(熊本市)で始まっていたので、
何処からかな?と思いメッセージを確認すると、私の行きつけのショップの店員様からでした。
「松岡様の携帯でしょうか?私〇〇の△△と申します。
松岡様のポイントが、今月の26日付で失効となりますので、ご連絡差し上げました。
もし宜しければ、26日までに来店されませんか?」との内容でした。
私は、物凄く感謝感激し、即返信しまして、26日までの来店を担当者に約束しました。
(因みにポイントはマン単位でした…嬉)
このように、きっと定期検診のご案内を頂いた方々は体験され通院されているのだなと改めて感じました。
(ご案内の電話、ハガキ、メール配信は続けましょう!)

ということで、本題に入ります。
今回は、1年の終わりということで、「振り返り」について書かせて頂きます。
この「振り返り」を私は、多くの場面にて大切にしております。
歯科経営サポートの場面(院長との経営相談、スタッフ研修会、スタッフ面談)、
マクロンの営業会議冒頭、そして私自身の日常…
この振り返りとは…自身やチームなどの行動や結果を内省することを指します。
振り返りのなかで良かったこと・悪かったことを洗い出し、
良かったことをさらに伸ばす、悪かったことを改善する施策を検討します。
結果の成功・失敗を問わず、なぜそうなったのかを考え、次に活かすことが振り返りです。
いわば、PDCA(目標管理)のCA(検証・改善)の部分です。

経営計画書作成セミナーの冒頭も「振り返り」からのスタートです。
これから5つの質問をしますので、今回は一緒に振り返ってみましょう!

Q1:どんな一年でしたか?(感想)
Q2:懸命(力を入れた)に取り組まれたことは?
Q3:上手くいったこと(成長、成果)
Q4:上手くいかなかったこと(気づき、反省)
Q5:来年に対する課題、決意

では、Q1から…
能登半島地震、羽田空港の衝突事故と年頭から暗いニュースが相次いだ。
また一年を通して事故、事件(闇バイト)、災害(豪雨)が多い年のように思えた。
そんな中、自分達に出来ることにフォーカスし、
取り組もうという決意が高まり、例年以上に頑張れた一年のように思える。
これは、私だけでなくスタッフ達も同様であった。
かなり素晴らしい成長、成果を創れた一年であった。

Q2:懸命に取り組んだこと
口腔機能管理システム、衛生管理システム、セカンドカウンセリングの見直し、
そして2年目となるスタッフ(DR、新卒DH)育成に力を入れた。

Q3:上手く行ったこと
・口腔機能管理システム構築
・口腔衛生管理システム構築
・2年目スタッフの育成は上手く行ったように思える、想定以上である。

口腔機能管理システムは、高齢者の低下症からの取り組みを行なった。
機能検査、機能訓練のトレーニングをチーフ中心に行い、
皆で高齢者(70歳以上)へのアプローチを6月の保険改定後より開始、現在まで…

・アプローチ件数:80件
・機能検査実施:65件
・機能低下症者:48件
・口腔機能訓練:48件
・再評価検査 :32件
・回復:4件
・改善:16件
・維持:10件
・悪化:2件

小児機能発達不全は、3歳以上の来院者の保護者へのアプローチを開始、
保護者の反応が想像以上で、チーフを中心に月に1度の院内研修会を開催することとなり、
現在2回開催済み、好評である。来年も年4回くらいは開催していきたい。

口腔衛生管理システムは、
チーフ、2年目のDH、受付主任と3人で
Officeツグミ主催の『プロジェクト・ワン』に参加し、以前からの課題をカタチに出来た。
当院の基準となる「初期治療終了までにPCR:20%」の達成者が増え、
実数で言えば、ここまで15名、来年は、100名を目指すと心強い声も聞いている。

また育成に関しては、2年目となるDRは、CR、エンド、形成等の技術が高まり、
一列(1日8人)を安心して任せられる状態になった。
これも彼の日々の診療後のトレーニングによるものだと思う。
DHは、口腔衛生管理システム構築PJを通して、チーフのアシスタントとして頑張ってくれた。
プロジェクトへの取り組みの相乗効果にて、口腔衛生指導に磨きが掛かり、自信を持ってきている。
今後は、歯周治療、予防管理を頑張ってもらいたい。

Q4:上手くいかなかったこと
これは、セカンドカウンセリングの見直しに尽きる。
初診時カウンセリング、基礎資料収集までは、スムーズに行くが、
その後のカンファレンス、セカンドカウンセリングの数値が上がらなかった。
これは、DRの診断書の作成が滞っているからだと思う。
まずは、問診票で「全体的な治療を希望する」という患者の診断書を作成し、
次回来院時までに、TCもしくは勤務医とカンファレンスを行い、セカンドに望みたい。
よくコンサルタントの松岡氏より、
日程(時間)を決めないと意欲があっても無理ですよと苦言(いや良きアドバイス)を頂くので、
午前の診療前に30分間(診断書作成)、
そして、金曜日の診療後に60分間(カンファレンス)の時間を取ることにする。

Q5:来年の課題と決意
口腔機能管理、衛生管理システムはカタチになったので、
継続しながら数値(プロセス)管理、結果管理を行い、毎月のミーティング内にて改善を図っていく。
また2年目の育成は、3年目の育成カリキュラムをチーフ・主任(トレーナー)と相談し、
3月末までに完成し、4月からの3年目に臨んでいく。
あとは、セカンドカウンセリングシステムの完成にて、ここ数年掲げていた目標が達成する。
これらが全て出来た状態で、次なるビジョン(医院拡張)に向けて進んでいきたい。

本当に素晴らしいスタッフ、関連協力業者の方々、
また当院を選んで、信頼して通ってくださる来院者の皆様に感謝の気持ちで一杯である。
この「感謝の気持ち」を「地域医療、地域活性化への貢献」というカタチに変え、
来年も「さらなる良い医療、医院創り」に邁進していく決意である。

という具合に例文を書いてみました。
上記を一年の納会の席で皆に伝えるというのは如何でしょうか?
先生方も是非一年の最後に書かれてみませんか?
そして、気持ち、念いを伝えてみませんか?

今年も一年ご愛読頂き有難う御座いました。
来年も出来る限り、この投稿続けて参ります。
来年は、目標設定について書かせて頂きます。
余談ですが、年内に念願の80台を出します!
目標達成(願望成就)です!