共創レポート

動画マニュアル作成

親愛なる皆様、お疲れ様です。
今回は、いつもの場所(博多駅スタバ)にての朝活です。
相変わらずスタッフ皆様の活気ある応対(接遇)に感心しながら、この原稿を書いております。

実はこの原稿を書く前に、
年末開催の経営計画書作成セミナーのスライド作成前の下書きを行なっておりました。
主催者である㈱Officeツグミの德永代表に「毎年作り変えるのですか?」と聞かれますが、
毎年歯科医院を取り巻く環境は変わり、医院もこちらもアップデートしていく必要性を感じ、
毎年作り直しております。(これは、川嵜塾塾長の川嵜俊明先生の教えでもあります。)
今年はセミナーの運営手順を2部制(1部:講義実習、2部:実習そして完成)に変えるため、
スライド及び配布資料も刷新する予定です。
ご受講予定の先生方、お楽しみに…

最近のトピックとしては…
先日経営研究会にて医科歯科連携のお話があり、とても勉強になりました。
これからの高齢化社会にて「口腔機能管理・訪問診療」と共に取り組むべき課題と強く思い、
勉強する必要性を感じました。

また、私の定期訪問先が月40医院超なのですが、
50歳以上の院長先生が24名、その内後継者不在の先生が半分の12名、
これは3年以内にいよいよM&Aも実践しなければと思い、今年の後半から来年にかけて、
上記2点「医科歯科連携」「M&A」が今後の学びと取り組み(経営サポート)のテーマとなります。

その前に、「口腔機能管理システム」「管理栄養システム」「人事考課システム」
の導入サポートも数多の医院様からお願いされておりますので、
まだまだ健康管理に気をつけてお役に立てる存在であり続けたいと改めて思いを強くしております。

今回のテーマは「動画マニュアル作成」についてお伝えします。
数年前クライアント先にて、マイクロスコープでの診療動画を拝見しました。
その際「言葉とジェスチャー」でどれだけ説明するよりも、
映像を見て頂いた方がわかりやすく、伝わりやすいということを実感しました。
日常生活に置き換えてもラジオよりテレビですし、
ゴルフのレッスンも書籍よりYouTube動画の方が解りやすいです。
(動画の観過ぎで、時折不調になりますが…)

これは、医院のスタッフ育成にも使えると思います。
現在マニュアルが既に在る医院様では、動画化することをお勧めします。
例えば接遇面で、正しい挨拶の定義とは?

【挨拶の定義】
・姿勢を正す
・相手の目を見る
・笑顔で明るく、ハッキリ大きな声で声を出す
・声を出し後、頭を30度下げる
・顔を上げた後、笑顔でアイコンタクトをする

上記を一つ一つ説明し、指導していたのが今までの指導法です。
それが悪いとは言いませんが、上記の動作を動画撮影後に編集し、繰り返し試聴して
トレーニングすることが良いのではないかと思いますし、
定期的にトレーナー(育成係)がチェックを入れるのも良いと思いますが、如何でしょうか?

他にも
【接遇面】来院者応対、電話応対、チェアサイド問診、TBI
【環境面】掃除の仕方、滅菌の流れ、配置、保管場所等
【設備面】医院内の機械、器具の使い方等
【広報面】カウンセリング(初診時、自費、予防)
【学術面】器具の準備、診療補助、検査の流れ、メインテナンスの流れ等

ここ数年はIT機器が揃い、DX化が進んで参りましたので、作成する難易度が低くなってきました。
因みに作成の際の手順です。
・テーマ
・目次(手順)
・台本(スクリプト)
・撮影
・編集

この秋、数件のクライアント様でお試し版(接遇、環境、設備編)を制作する予定です。
お試し版は今後、マクロンのホームページ、メルマガ、YouTube等で配信していく予定にしております。
ご自身で制作も良し、映像制作会社に依頼も良し、マクロンにご依頼も良しです。

パートナーコンサルタントの㈱Officeツグミ代表德永恵美子も
カウンセリングの患者様向け説明用動画とスタッフ育成用のポイント解説動画を制作し、
リリースする予定です。
来年からは、院内トレーナー育成講座も開催する予定らしいです。
相変わらず素晴らしいパフォーマンスです。

最後になりますが…
年末の経営計画書作成セミナーのスライド(下書き)を終えたので、
令和4年10月より始まるマクロンの第23期経営計画書の最終仕上げに入りたいと思います。
「隗より始めよ」ですね…