共創レポート

SPT増患プロジェクト②

S P T増患プロジェクトの2回目となります。
前回は、決めたことをお伝えしましたが、今回は取り組んだ事、その後の経緯をお伝えします。

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基本メソッドは、「G・ P D C A」
つまり、目標管理です。

◆ G(ゴール)=プロジェクトの目的と目標を明確にする。
・目的はS P T制度を導入し、より多くの中等度歯周病患者様の重症化予防、
安定を図り、お口の健康からの健康長寿、さらには医療費の削減を実現すること
・目標は、令和2年3月末までに、月間S P T受診者数500名を実現すること

◆ P(プラン)=計画
前回決めたこと:歯周病検査ごとの説明を行う
繰り返しますと…
・歯周病検査1回目に、歯周病のカウンセリングと治療期間の説明
・歯周病検査2回目に、S R Pの重要性と回数と期間
・歯周病検査3回目に、S P Tの説明と今後の治療の流れを再度説明

◆ D(ドゥー)=実行
スタッフを3グループに分け、リーダーを決め行動の振り返りを行います。
十分できた・・・・・  ◎
できた・・・・・・・  〇
不十分・・・・・・・  △
できていない ・・・・ ✕
全て自己申告(自己評価)です。
私は〇の数を信じます。

◆ C(チェック)=検証
ここが大事なポイントです。
実際の数字を確認していきます。
誰が、どれほどカウンセリング及び説明を行ったのか
そして結果は…最初の3ヶ月間の数字はあまり伸びておりませんでしたが、
秋口より毎月の目標に迫る、いや超える勢いとなりました。
そうなると、スタッフ皆様のモチベーションも高まります。
そうです!毎月数字を明確にし共有し、喜びも分かち合いました。

◆ A(アクション)=改善
もう少し、ここをこうすれば…を毎回私がアドバイスするようにしてます。
各グループを回り、とても良い取り組みをしているスタッフの実践事例もあり、
皆で共有し、取り組みました。
こういう場合、スタッフ数が多いと良いですね。

《数値の推移》

SPT受診者数 目標数
10月 243 250
11月 305 300
12月 367 350
1月 378 400
2月 389 450
3月 448 500
※新型コロナウィルス感染に関する事態が無ければ、予定者数は500人を超えていた(534人)
ので、達成する可能性はありました。

こうして結果、目標達成はできませんでしたが、私は彼女達の頑張りを労いました。

また次のプロジェクトのご依頼を受けております。
次のプロジェクトは…「内緒です😁」
また、時期が来たら、このレポートにてご報告いたします。