共創レポート

ツールの使用タイミング(修復補綴)

親愛なる皆様、今月も目を通して頂き有難う御座います。
2月に入りましたが、日中は暖かく過ごしやすい九州地方です。
日本海側の中国・北陸・中信越・東北・北海道地方は、
降雪(豪雪)で大変だと聞いております。
太平洋側は小雨にての水不足が心配されております。
早く治まると良いのですが…
また、最近は冬季オリンピックが始まり、
日本選手の大活躍に日々感銘、感動し、刺激を受け、
仕事にも好影響が出ております。

近況報告をしますと、パートナーコンサルタントである、
㈱Officeツグミ代表の徳永恵美子が、この度「町政へのチャレンジ」を決意され、
1月末に業務を終えられました。
一部の医院様を引き継ぐこととなり、身の引き締まる思いです。
徳永代表の後をしっかり務めたいと思います。

趣味のゴルフですが、例年この時期(1・2月)は、
寒いのでラウンドは控えるのですが、
今年は暖かく、これまで3ラウンドをこなしております。
スコアは全くダメなのですが、
今年は「ドライバーの精度をあげて、次のステージに行く」
というテーマにて取り組んでおります。
ショットの精度、スイングのレベルは高まりました。
アプローチ、パットも悪くないので、春からのラウンド(本番)に向けて、
こちらも頑張りたいと考えております。

それでは、本題に入りたいと思います。
昨年の9月より「説明のタイミング」と題して、
弊社制作カウンセリングツール(通称:CPP)の使用タイミングのご紹介を致しております。

これまでの振り返りは以下よりご確認ください。
●初診:https://macron.co.jp/sys/report/838/
●検査:https://macron.co.jp/sys/report/851/
●むし歯:https://macron.co.jp/sys/report/863/
●歯周病:https://macron.co.jp/sys/report/875/
●欠損補綴:https://macron.co.jp/sys/report/890/

◇使用タイミングシートはこちら↓


今回は修復(審美)補綴コンサルティングをお伝えします。
修復は、主に2つありますね…
・インレー
・クラウン

【修復審美】
活用ツール
・補綴説明リーフレット:https://tooth-smile.com/products/detail/180
・補綴説明シート:https://tooth-smile.com/products/detail/181

患者様には選択肢があるのですが、その選択するために必要な情報提供が、
このコンサルティング(説明と提案の時間)のポイントだと考えます。

インレーの場合、選択肢は4つ
◇保険診療の場合:パラ・CADCAM
◇自由診療の場合:ゴールド・セラミック系(ジルコニア)

説明の手順
【1】アプローチ
【2】コンサルテーション
【3】プレゼンテーション
【4】クロージング
【5】フォロー
の順となります。

【1】アプローチ
・事実とゴールを伝える
・説明の手順、台本(スクリプト)
「○○さん、今回奥歯のむし歯治療ですが、むし歯の部分をきれいに取り除き、
 取り除いた部分を元の歯の形に戻す必要があります。
 その際、大きな詰め物(インレー)になるのですが、
 詰め物を入れれば、食事に困る事なく、
 また日常生活にも支障をきたさないので、ご安心ください。」
ここまでが、アプローチとなります。

【2】コンサルテーション(素材の説明)
・素材の特性、審美性、機能性、耐久性、生体親和性、価格について伝える
・素材の説明シートを使用

・説明の手順、台本(スクリプト)
「詰め物の素材が4種類あるため、説明させていただき、
 その中で○○さんが、選択されたもので、治療を進めていきます。
 では、これから説明します。」

「1つ目は、パラジウム合金でできた素材、いわゆる銀歯です。
 こちらは保険適用となります。
 金属ですので、強度(耐久性)に優れています。
 ただし、見た目(審美性)と生体親和性(金属アレルギー)には、難ありです。
 また、歯(質)との段差が生じるため、むし歯再発(2次う蝕)の可能性が高まります。
 治療費のご負担は、約5,000円となります。」

「2つ目は、これも保険が適用されるのですが、CADCAMです。
 この素材は、樹脂(プラスティック)となります。
 樹脂ですので、金属に比べると強度(耐久性)が落ちます。
 最初の方は見た目は良いのですが、経年劣化しますので変色してきます。
 生体親和性は特に問題ありませんが、一番気になるのは耐久性です。
 長期間持たない可能性が高いです。
 治療費のご負担は、約5,000円となります。」

「3つ目は、保険が適用されない自由診療の素材となるのですが、
 金・ゴールドです。(18K)の素材となります。
 この素材の特徴は、何といっても生体親和性の高さです。
 歯の硬さより柔らかいので、歯に馴染みますので、
 先程お伝えした「むし歯の再発リスク」が低くなりますし、
 金属ですので耐久性も問題ありません。
 欠点は、見た目とご負担額です。
 治療費のご負担は、約80,000円となります。」

「4つ目は、これも保険が適用されない自由診療の素材となるのですが、
 セラミック(陶材)です。
 この素材の特徴ですが、まず見た目(審美性)が優れています。
 プラークも付きにくく金属アレルギーの心配も無いので、生体親和性も良いです。
 欠点は、強い衝撃に弱いのと負担金額です。
 しかし、高い物はそれだけ良いものという証ですので(微笑)、
 ご負担が、1歯80,000円となります。」

【4】テストクロージング
「〇〇さん、以上4つの素材の選択肢があるのですが、
 今私の説明を聴いていただいて、
 気になる、良いと思われたのはどの素材でしょうか?」
患者:『ゴールドか、セラミックが良いと思いました。』

自由診療の選択の答えが出た場合は、
プレゼンテーション(提案)後、クロージング(締結)に入ります。

「〇〇さん、ゴールドかセラミックという事ですが、
 私からご提案させていただくと、もし色味を気にされないのであれば、
 ゴールドが良いと思います。
 と言いますのが、今回の処置する部位が奥歯ですので、
 噛み合わせに負担がかかるのと、この先のむし歯再発リスクを軽減するためにも、
 歯に馴染みやすく、生体親和性の高いゴールドがお勧めです。
 私が〇〇さんで、あれば迷わずゴールドを選択しますが、
 ご負担が大きくなりますが、如何でしょうか?」

答えが出ない時には…
【3】プレゼンテーション(提案)
「では、私の方からご提案させていただければと思います。
 私が、〇〇さんであれば、間違いなくゴールドを選択します。
 その理由ですが… 今回の処置する部位が奥歯ですので、
 噛み合わせに負担がかかるのと、 この先のむし歯再発リスクを軽減するためにも、
 歯に馴染みやすく、生体親和性の高いゴールドがお勧めです。
 ご負担が大きくなりますが、如何でしょうか?」
患者:『では、ゴールドでお願いします』
「承知しました。念の為、先生に確認とって参ります。」
「〇〇さん、院長も良い選択されたねと喜んでおりました。こちらで進めて参ります。」
「今後の予定ですが、次回型取り、その次がセットになります。
 その後は、いつまでも永くご使用して頂くためにも、
 また他の歯が、むし歯にならないように、定期検診時にクリーニングを続けて行きましょうね」
患者『はい、よろしくお願いします』

【5】フォロー
今後の流れ、支払い方法、定期検診受診へのご案内となります。
「自由診療となりますので、お支払い方法について説明しますね、
 今回のご負担額が80,000円(税込)となりますので、
 型取り時に一括でお支払い頂くか、
 半分の40,000円、セット時に40,000円の分割払いということになりますが、如何でしょうか?」
患者:『次回、一括でお願いします。』
「承知しました。ありがとうございます。では、次回の予定を決めていきましょう」

という感じになります。
この後、素材の説明リーフレットに
「部位・決定素材・金額欄」にマーカーにて印を付けお渡しします。
迷われた場合にも、素材の説明リーフレットをお渡しし、次回クロージングを行えば良いと思います。

補綴コンサルティングは、説明話法を活用しております。
説明話法
・現状
・理想(ゴール)
・選択肢
・締結(承認)
いろんな場面で、活用できると思いますので、ご参考までに…

上記にご紹介した手法にて、クライアント様の指導をしているのですが、
多くのクライアント様が、自費率20%以上を達成しております。
インプラント、矯正、及び包括的歯科医療を提供される
クライアント様はそれ以上(40〜50%)です。
「継続は力なり」です。
「凡事徹底の精神」で、取り組んでいきましょう!

次回は「定期検診のご案内」についてお伝えします。