親愛なる皆様、おはよう御座います。
今月は、九州北部地区でのいつものスタバにて、この原稿書きスタートです。
スタバスタッフ様のあたたかい接遇に触れ、気分よく過ごせております。
FB投稿にも書いたのですが、先月末に節目の25期を終え、今月から26期目のシーズンが始まりました。
よくぞ25年も出来たなという思いと、
1年でも永く「しっかり人のお役に立てる仕事・人生を続けて行きたい」と思う今日この頃です…
今期は、医院案内リーフレット(+マクロンショット)、キャンセルポリシーの受注を数多く頂いております。
もしかしたら1年間デザイン部は、上記の仕事だけかもしれないという嬉しい悲鳴です。
ただ市場に、業界に、またクライアント様に求められる商品開発は、
できる限り創り続けていきたいと考えておりますので、マクロンの新商品に今後もご期待ください。
さて今月のテーマですが、先月からの続編「説明のタイミング」と題して、
弊社制作カウンセリングツール(通称:CPP)の使用タイミングのご紹介を致します。
思えば10数年前に、クライアント先にて、
むし歯、歯周病の説明用のスライド(シート)を用いて、カウンセリングの指導をしていたのですが、
医院様によって、使用媒体もバラバラ、良いモノもあれば、そうでないモノも…
そこで、マクロンで制作してみようと思い
・検査案内
・むし歯
・歯周病
・審美補綴
・欠損補綴
・PMTCとバイオフィルム
・定期検診
の7種の説明用のスライドと配布用のリーフレットを制作しました。
その後、クライアント様のご要望により、以下のラインナップが追加されました。
・問診票
・ヒアリングシート
・根管治療
・SPT
・マタニティ(妊娠中の女性向け)
・訪問診療
・補綴の素材案内(オリジナル)
最近では、
・歯科のことがわかる本
・口腔機能管理(発達不全症・低下症)
・口腔衛生管理
・ケア用品処方箋
・診断、治療計画書
初診来院時から、定期検診に至るまでの健康価値観の向上をサポートするツールを完成し、
クライアント様を中心に提供し、活用して頂いております。
ただし納品時には、使用の対象者、タイミング、説明の手順、ポイント等の指導をするのですが、
どうしても新しく入所されるスタッフの方への指導は行き届かず、
今一度上記を徹底するために「ツールの使用タイミング例のシート」を制作しました。
↓ツールは、こちらをクリックされ、ご覧ください。(無料です…)
このツールの使用活用法を、今回から、数回に分けて解説していきます。
前回は、初診時のタイミングでの活用法をお伝えしました。
今回は、基礎資料(検査)収集時、ドクター(セカンド)カウンセリング時のツール活用法をお伝えします。
【検査】
活用ツール
・検査案内シート:https://tooth-smile.com/products/detail/152
・検査案内リーフレット:https://tooth-smile.com/products/detail/165
説明手順
1.「〇〇さん、これからお口の全体検査を行うのですが(説明シートを見せながら)、
まずは、現在のお口の状態(虫歯の有無、欠損歯、詰め物・被せ物)を確認しカルテに記入します。」
2.「次に、現在の状態をお写真に記録します。
正面、横から2枚、お口の中を2枚、計5枚撮らせて頂き、診断・説明・比較用に使用します。」
3.「そして、これがとても重要な検査になるのですが、X線写真を撮らせて頂きます。
歯科の治療は、目に見えない部分の細部の診断が重要となります。
大きな写真1枚と小さな写真10枚を撮らせて頂きます。
できるだけスピーディーに行いますので、ご協力お願いします。」
4.「それから、歯茎の検査ですね。これは歯周病の進行状態を調べる検査です。
歯周病と診断された場合には、数回行っていきますので、宜しくお願いします。」
5.「最後に、必要があれば、先生の指示のもとに、模型(歯型)を取らせて頂きます。」
6.「当院では、このようにお口の全体検査を通して診断を行い、検査結果の説明後、
〇〇さんの同意を得てから、治療をスタートします。宜しくお願いします。」
補足:説明資料(リーフレット)を望まれればお渡しします。
【ドクターカウンセリング】
活用ツール
・歯科のことがわかる本:https://tooth-smile.com/products/detail/246
説明手順
1.口腔内写真、X線写真、プロービングチャートをPC上に準備し、その説明
(検査資料のどの部分を診ているのか?)
2.主訴の症状、病態、発症のメカニズム、エンドポイントの説明
3.口腔内の問題点と改善の提案
4.説明を聞いた上での、患者さんの希望の確認
5.今回の治療のゴールを決め、治療方針を決定し、同意を得る
6.歯科のことがわかる本をお渡し
「今後治療を進めていく上で、〇〇さんにも知って頂きたい情報が、
この冊子に書いてありますので、宜しければ一度目を通して頂き、
わからない部分、もっと知りたい部分があれば、スタッフにお気軽にお問い合わせください。」
今回は、検査前とドクターカウンセリング時のツールの活用法についてお伝えしました。
ご参考までに…
恒例のGoogleジェミニ君に「歯科におけるカウンセリング セカンドカウンセリング」と訊いてみました。
すると…
歯科におけるセカンドカウンセリングという言葉は、主に以下の2つの意味で使われることが多いです。
初診時以降の治療方針に関する説明・相談(院内カウンセリングの一部)
主治医以外の歯科医師に意見を求める「セカンドオピニオン」
1.院内におけるセカンドカウンセリング(治療説明・相談)
多くの歯科医院で、初診カウンセリングのあとに実施される、
検査結果に基づいた詳しい治療方針の説明と相談の時間を指します。
【目的】
・口腔内の現状理解
初診時の検査(レントゲン、歯周病検査など)の結果を患者さんにわかりやすく伝え、
ご自身のお口の状態(虫歯や歯周病の進行度、噛み合わせの問題など)を正しく理解してもらう。
・治療の選択肢提示と合意形成
検査結果に基づき、複数の治療の選択肢(例:保険診療、自費診療など)や、
それぞれのメリット・デメリット、費用、治療期間、リスクなどを丁寧に説明する。
・不安の解消と信頼関係の構築
患者さんの疑問や不安を解消し、納得した上で治療を進めるための共通理解を作り、
歯科医師・スタッフとの信頼関係を築く。
【実施されることの例】
・口腔内写真やレントゲン画像、資料などを使った検査結果の詳細な説明
・治療計画(流れ、期間)の提示
・治療オプション(詰め物、被せ物など)ごとの費用や予後の説明
・今後の予防やメンテナンスの重要性についての説明
多くの場合、このセカンドカウンセリングを経て、
患者さんが納得した治療方針が決定し、実際の治療がスタートします。
2.セカンドオピニオン
「セカンドカウンセリング」という言葉を「セカンドオピニオン」の意味で使っている場合もあります。
これは、現在かかっている主治医の診断や治療方針について、
別の医療機関の歯科医師の意見を聞くことを指します。
【目的】
・客観的な意見の収集
主治医とは異なる中立的な立場の歯科医師から客観的な診断や評価を聞くことで、治療の妥当性を確認する。
・選択肢の拡大
他の治療法がないかを確認し、より自分に適した治療法を選ぶための選択肢を広げる。
・納得感の向上:
疑問や不安を解消し、最終的にご自身が納得した上で治療を進める。
【セカンドオピニオンを受ける際の流れ(一般的な例)】
・主治医に相談
セカンドオピニオンを希望する旨を主治医に伝え、
紹介状や検査データ(レントゲン画像、検査結果の記録など)を作成してもらう。
・別の歯科医院を受診
資料を持参してセカンドオピニオンを受け付けている歯科医院を受診し、意見を聞く。
・治療法の検討:
2つの意見を比較し、ご自身の希望を踏まえて最終的にどの治療法を選択するかを決定する。
ジェミニ君も相変わらずやるな(笑)期待以上の回答です…
次回は、DHカウンセリング(基礎疾患カウンセリング)を予定しております。
この書面にて、またお会いできるのを楽しみにしております。
今後とも、宜しくお願い致します…