共創レポート
ツールの使用タイミング
- 2025年09月22日
- 共創レポート
親愛なる皆様、おはよう御座います。 いつもは、いつものスタバにて、この原稿を書き始めるのですが、 昨日の訪問先にて、とても嬉しい出来事があったので、 気持ちが新鮮なうちにと思い、何時もとは違うスタバにて書き始めました。 とても嬉しいこと… それは「ビジョン実現(目標達成)です!」 この医院様へは、今から約4年前の令和3年6月に、 クライアント先の先生からのご紹介にて初回訪問しました。 当時は開業1年目にて、初めての賞与支給に関してのご相談ということを記憶しております。 その日は、スタッフ構成・役割・業務内容、および賞与原資の確認をヒアリングし支給額設定を行い、 院長先生が「やはり思い切って相談して良かった」と安堵された顔を今でも覚えております。 上記が主訴でしたので、主訴の改善を済ませた後に、現状と今後のヒアリングを行いました。 業績は悪く無かったのですが、健全経営には今一つの内容でした。 そこで、健全経営・ビジョン実現の目標設定・達成のシナリオを描きました。 とても素直で何事にも懸命に取り組まれる先生ですので、健全経営ラインを約1年後、 そして、その時掲げた「ビジョン」を令和7年7月に実現(達成)しました。 今後はこの業績の継続と、より質の高い歯科医療の実現を目指していく、 という方針(方向性)を皆で共有でき、コンサルタント冥利につきる有意義な時間となりました。 そういえば先日、どこかの街角で、ある標語を見かけました。 ・成績上げなければ「塾」ではない! だとすれば… ・業績向上出来なければ「コンサルタント」ではない 私も一経営者ですので… ・お客様、社員を幸せに、豊かに出来なければ「経営者」ではない ということだと思います。 さて今月のテーマですが「説明のタイミング」と題して、 先日FBへの投稿も行ったのですが、 弊社制作カウンセリングツール(通称:CPP)の使用タイミングのご紹介を致します。 思えば10数年前に、クライアント先にて、 むし歯、歯周病の説明用のスライド(シート)を用いて、 カウンセリングの指導をしていたのですが、 医院様によって、使用媒体もバラバラ、良いモノもあればそうでないモノも… そこで、マクロンで制作してみようと思い ・検査案内 ・むし歯 ・歯周病 ・審美補綴 ・欠損補綴 ・PMTCとバイオフィルム ・定期検診 の7種の説明用のスライドと配布用のリーフレットを制作しました。 その後、クライアント様のご要望により、以下のラインナップが追加されました。 ・問診票 ・ヒアリングシート ・根管治療 ・SPT ・マタニティ(妊娠中の女性向け) ・訪問診療 ・補綴の素材案内(オリジナル) 最近では、 ・歯科のことがわかる本 ・口腔機能管理(発達不全症・低下症) ・口腔衛生管理 初診来院時から、定期検診に至るまでの健康価値観の向上をサポートするツールを完成し、 クライアント様を中心に提供し、活用して頂いております。 ただし納品時には、使用の対象者、タイミング、説明の手順、ポイント等の指導をするのですが、 どうしても新しく入所されるスタッフの方への指導は行き届かず、 今一度上記を徹底するために「ツールの使用タイミング例のシート」を制作しました。 ↓ツールは、こちらをクリックされ、ご覧ください。(無料です…)このツールの使用活用法を、今回から、数回に分けて解説していきます。 まず、問診票ですが… これは当たり前ですが初回来院時に、 マイナンバー受付、保険証提示後に記入をお願いします。 次に、ヒアリングシートは… 初診時の担当者が、初診時カウンセリング時に、 問診票の確認後、ヒアリング時に使用します。 問診票の確認、ヒアリング後は得られた情報を担当医と共有し、より良い診療の参考にします。 そして、医院案内リーフレットは… 診療後、当院の取り組みをPRし、次回の予約、会計前に渡します。 それから、キャンセルポリシーですが、 診療後、継続来院を確認後、次回の予約案内前 最後に、医院案内リーフレットにキャンセルポリシーの配布用を挟み込み、お渡しします。 さらに、来院者満足度(感動)を図るのであれば、 プラス、来院お礼の葉書を手書き後、郵送されるのも良いでしょう。 今回は、初診時に使用するツールのタイミングについてお伝えしましたが、 次回以降は、 「セカンドカウンセリング」 「基礎疾患(むし歯・歯周病)のカウンセリング」 「補綴コンサルティング」 「定期検診のご案内」 と続けて参りますので、是非ともお楽しみに… ご参考までに… 恒例のGoogleジェミニ君に「歯科におけるカウンセリングとは」と訊いてみました。 すると… 歯科医院におけるカウンセリングは、患者さんの口腔内の状態を正確に把握し、 最適な治療計画を立てるために非常に重要です。 初診時だけでなく、治療の各段階や治療後にも行われることがあります。 以下に、歯科におけるカウンセリングの主な項目をまとめました。 【初診時のカウンセリング】 (1) 患者情報のヒアリング ・基本情報: 氏名、生年月日、連絡先など ・主訴: どのような症状や悩みを抱えているか(例:歯の痛み、歯茎の腫れ、歯並び、口臭など) ・現在の健康状態: 全身の病歴(糖尿病、心疾患など)、アレルギーの有無、服用中の薬など ・過去の歯科治療歴: 過去に受けた治療内容や、治療に対する不安や不満など
(2) 生活習慣のヒアリング ・喫煙・飲酒の習慣: 喫煙や飲酒は歯周病や口腔がんのリスクを高めるため、重要な情報となります。 ・食生活: 甘いものをよく食べるか、間食の頻度など ・歯磨きの習慣: 歯磨きの回数、使用している歯ブラシやデンタルフロス、歯磨きの仕方など
(3) 患者さんの希望や理想のヒアリング ・治療への希望: どのような治療を望んでいるか (例:痛くない治療、なるべく歯を削らない治療、見た目を良くしたいなど) ・理想の口腔内: 将来的にどのような状態を保ちたいか ・費用や期間の希望: 治療にかかる費用や期間について、希望や不安な点など
ジェミニ君もやるな(笑)といった感じです… では、また次回この書面でお会いできるのを楽しみにしております。 今後とも、宜しくお願い致します…
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