共創レポート

生産性を高める人財活用法

親愛なる皆様、お疲れ様です。

今年は早々に梅雨が明け、炎天下の中仕事に励んでおります。
そういえば6月中盤の早朝ラウンド中に、
熱中症対策を怠っていた為、体調が悪くなりました。
反省から対策(水分補給、氷嚢持参、ウエアの工夫…)を行い、
次のラウンドでは健やかにラウンドできたのですが、
調子(スコア)は今一つでした。
次回は、スコア対策します(苦笑)
しかし、月に2.3回ラウンド出来ることに感謝しつつ、
今後も目標達成目指して取り組んでいきたいと改めて思う今日この頃です。

この原稿を書き始める前に、
今週訪問先のクライアント様から
「来年の日程は、もう決まっていますか?」の問いがありました。
例年8月中旬に訪問予定を決め、9月からご案内するのですが、
スタッフのシフト決めの参考と定期検診の来院者数が多くなり、
半年検診の方が増えてきたとの事、嬉しい限りです。
ということで、急ぎ来年の訪問日程表の第1週目訪問先の予定表を書き終えました。
中旬までに全クライアント様分を書き上げ、以降ご案内開始したいと考えております。

昨年の今頃は新卒歯科衛生士の早期退職に悩まされていたのですが、
今年は、昨年の反省も踏まえ対応しておりますので、
6月末現在、退職者は皆無となっております。
申し遅れましたが、今春は私のクライアント様に17名が入所してくれました。
(昨年度は、26名中13名が退職)

反省からの改善点は、主に以下の通りです。
・院長先生の関わり方の改善
・育成チームの設立
・育成フォロー体制の改善
事前準備が功を奏しております。

採用が上手くいき、定着・育成がしっかり出来れば、余剰人員が生まれて来ます。
その「余剰人員の活用法」が、今回のテーマです。

事例を上げますと…
・開業5年目
・ユニット台数4台(年末に増築予定:6台→8台まで拡張予定)
現在のスタッフ構成
・歯科医師:常時2名
・歯科衛生士:8名(新卒2名/パート2名)+産休1名
・受付助手:2名

勿論、採用に踏み切ったのは、
将来的な増築、ユニット増が念頭にあったからです。
プラス…若いスタッフ達が多い為、
今後の結婚・出産・産休・育休に対するリスクマネジメントです。

この状況で、アドバイスしたのが…
[1]フルオープンにする(木曜日の休診日を診療日に)
[2]2チームに分けて、水曜・木曜を交替にて週休2日制を維持
[3]新人育成に力を入れる
 (上長2人にてOJTを行う、新人DH2人は順調に育っております)
[4]カウンセリングコーナーの活用
 (カウンセリングの時間:初診時・中間・アフターのアポイントを取ること)
[5]データ管理(口写、マイクロ動画、説明用のスライド作成)

まとめますと、余剰人員の活用法は…
・リスクマネジメント(急なお休みなどへの対応)
・福利厚生(有休消化等への対応)
・人材育成(新人にOJTが可能となる)
・環境整備(クレンリネス活動など)
・生産性の向上(カウンセリング、データ管理)
・マーケティング活動(待合室掲示、SNS発信、HP更新)
上記に優先順位をつけて、行うことが肝要です。

ここで、最近少しハマっております「AI(グーグルジェミニ君)」に訊いてみました。

Q:私の質問
「歯科医院における余剰人員の活用法を教えて下さい」
A:ジェミニ君の答え
「歯科医院における余剰人員の活用法ですね。
人員を有効活用することは、生産性向上だけでなく、
患者満足度の向上やスタッフのスキルアップにも繋がります。
いくつか具体的な活用法をご提案します。」

歯科医院における余剰人員の活用法
1.患者サービスとホスピタリティの向上
・カウンセリングの強化
 治療説明だけでなく、患者さんの不安や疑問に寄り添う時間として活用できます。
 より丁寧なカウンセリングは、患者さんの信頼感を高め、
 治療へのモチベーション維持にも繋がります。
・初診時の問診の充実
 予約時間よりも早めに来院してもらい、
 詳細な問診や口腔内の写真撮影などを行うことで、
 歯科医師の診察時間をより効率的に使えます。
・アフターフォローの強化
 治療後の経過観察の連絡や定期検診の案内など、
 患者さんとの継続的な関係構築に役立ちます。
・付加価値サービスの提供
 待ち時間中のウォーターサーバーやブランケットの提供、
 お子さん向けのおもちゃや絵本の充実など、
 患者さんの快適性を高めるサービスに注力できます。

2.院内業務の効率化と環境整備
・滅菌、消毒作業の徹底
 感染予防対策は歯科医院にとって最も重要です。
 余剰人員を充てることで、より迅速かつ確実に滅菌・消毒作業を進められ、
 治療時間の短縮にも繋がります。
・器材の準備、片付け
 治療中に必要な器材の準備や、
 治療後の片付けをスムーズに行うことで、治療間の移行時間を短縮できます。
・技工物・材料の管理
 在庫管理の徹底や発注業務の効率化は、コスト削減にも繋がります。
・院内清掃・美化
 常に清潔で快適な院内環境を保つことは、患者さんに安心感を与えます。
・データ入力・整理
 患者情報や予約データ、会計データなどの入力・整理を効率化することで、
 他のスタッフが治療に専念できる時間を増やせます。

3.スタッフのスキルアップと教育
・新人教育・OJTの充実
 余剰人員が教育担当となることで、新人の早期戦力化を促し、
 既存スタッフの負担軽減にも繋がります。
・定期的な勉強会の開催
 最新の治療法や技術、医療安全に関する知識など、
 定期的な勉強会を通じてスタッフ全体のスキルアップを図れます。
・外部研修への参加促進
 外部のセミナーや研修への参加を促し、
 より専門的な知識や技術を習得する機会を提供できます。

4.広報・マーケティング活動
・SNS運用・ブログ更新
 医院の情報を発信し、患者さんとのコミュニケーションを深めることができます。
・ウェブサイトの更新・改善
 医院の魅力を効果的に伝えるためのコンテンツ作成やデザイン改善に時間をかけられます。
・地域活動への参加
 地域住民との交流を通じて、医院の認知度向上や信頼獲得に繋がります。

これらの活用法を検討する際には、
まず現状の人員配置と業務内容を詳細に把握し、
どこに余剰があるのか、どの業務に人手を割くことで最大の効果が得られるのか、
を明確にすることが重要です。
また、スタッフの得意分野や興味関心を考慮して役割分担を行うと、
より意欲的に業務に取り組んでもらえるでしょう。


恐るべしです、凄すぎますね…
上記の内容を、プロジェクト化して、取り組むのも良いですね。ご参考までに…

7月も、3ラウンドの予定です。
暑くなるので熱中症に気をつけて楽しんでラウンドし、
目標達成に向けてトライ、チャレンジします!
結果、成果報告は、また8月号にて…