共創レポート

成貢皆

親愛なる皆様、お疲れ様です。
この原稿を書き始めたのが4月中旬なのですが、
今月に入り、花粉症に苦しんでおります。
咳が落ち着いたかと思えば次はくしゃみ鼻水が、
治まったら再度咳が…の繰り返しです。
薬で抑えておりますが…早く良くなって欲しいです。

まずは、趣味のゴルフのお話からですが…
先月号にて4月には4ラウンド予定し、目標必達と思っておりましたが、
結果は…
・くまもと中央CC : 49、47の96(パット数:41)
・阿蘇大津GC : 49、46の95(パット数:32)
・高遊原CC : 45、45の90(パット数:31)
・くまもと中央CC : 48、50の98(パット数:40)
高遊原ラウンドは非常に惜しかったのですが、
残念な結果にて目標達成出来ませんでした。
(くまもと中央でのラウンド結果が、実力に近いのかな?と感じております)
しかし、これで終わりでは無いので、引き続き諦めずに精進していきます。

今月は、Officeツグミ主催「成貢皆」について書かせて頂きます。
成貢皆は「成長と貢献を皆の力で創り出す」をコンセプトに
5年前から開催しているセミナーで、今回で5回目の開催となります。
医院活性化・来院者の健康価値観向上・医院の業績向上、への取り組みに対する
スタッフによる成長・成果事例の発表会です。
今回は、17医院様(約100名)のご参加でした。

昨年開催した「PJ・One」の受講医院様の中からの4医院様の発表となったのですが、
第一部のテーマは「育成」
新卒採用した歯科衛生士を立派な一人前にするための育成プロジェクトです。

第二部のテーマは「カウンセリングシステムの再構築」
これまで、Officeツグミ徳永代表の研修・指導を受けて来られた医院様が、
「セカンドカウンセリング、またカウンセリングのレベルアップ」
に取り組まれたプロジェクトでした。

「育成」に関しては…
前準備として
「業務リスト・育成カリキュラム・トレーナー・メンター」
を準備してからの育成開始、取り組みを通して、
上手くいったこと、上手くいかなかったことを検証され、
次(未来)への改善というカタチにて、
次のプロジェクト(通称:PJ・Two)に活かされている、とても良い発表でした。

「カウンセリングシステムの再構築」に関しても、
取り組みによって、明らかに業績に変化が見えました。
「自費収入増」「定期検診受診者数増」「ケア用品の販売増」と、
やはり皆で気合い入れて取り組むと成果創造できることを証明してくださいました。
4医院共に昨年の研修会での学びを、
新たなプロジェクトに活かされている状況をとても嬉しく思えました。

余談となりますが…
発表順4医院目の楠田歯科様の取り組みの中で、ケア用品増加を実現した要因として
「ケア用品棚の設置・ケア用品処方箋発行」のお話がありました。
ケア用品処方箋に関しては、弊社でも取り扱っております。
リンクを貼っておきますので、ご参考になれば幸いです。
https://macron.co.jp/sys/blog/2096/

さて、今回は「受付のDX化」に取り組まれている医院様をご紹介します。
DX:デジタル・トランスフォーメーション
DXとは、デジタル技術を社会に浸透させて
人々の生活をより良いものへと変革することを指すことを定義とし、
企業が「AI・IoT・ビッグデータ」などのデジタル技術を用いて、
業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出だけでなく、
レガシーシステムからの脱却や企業風土の変革を実現させることを意味します。

■AI
「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」
を略した言葉で、日本語では「人工知能」を意味します。
AIは一般的に人間の言葉の理解や認識、推論などの知的行動をコンピュータに行わせる技術を指します。

■IoT
「Internet of Things」は、
あらゆるモノをインターネット(あるいはネットワーク)に接続する技術であり、
日本語ではモノのインターネットと訳されます。

■ビッグデータ
「様々な形をした、様々な性格を持った、様々な種類のデータのこと」を指します。
データの量(Volume)、データの種類(Variety)、データの発生頻度・更新頻度(Velocity)、
の3つのVからなり、いずれも重要な要素です。

これを歯科に置き換えると…
時代は遡るのですが…
・レセコンの登場(以前は手書き)
・X線が、アナログからデジタルに変わったのもDX化の走りでは無いかと考えます
・口腔内写真撮影時のカメラも同様です

最近では、
・カルテ・サブカルテの電子化
・アポイントシステム
・自動チェックインシステム
・自動精算機
・AI電話等の登場にて、歯科医院の現場も変化しつつあります

私のクライアント様で、一番受付のDX化を進められている医院様では
・カルテ、サブカルテの電子化
・アポイントソフト
・自動チェックインシステム
・自動精算機

上記の導入、運用・活用にて「受付の無人化」を目指しておられます。

来院者様は、
まず、受付にて顔認証、もしくは携帯にてチェックイン、待合室にて待機
次に、待合室画面に案内表示
そして、入室・診療受診後、診療室内にて次回のアポイント
さらには、診療室内にて領収書配布
最後に、待合室にて会計を済ませ、医院を後にされます。

先日伺った際、浸透率を確認すると、現在約70%
今後は、80・90%を目指し
次は、AI電話の導入を年内に検討しておられます。

よくよく考えてみると、人口減少の影響か…
私が宿泊する際にも、自動チェックインするホテルが増えてきたと言うのが実感です。
流石に「高級ホテル・旅館」では、しっかりとしたレセプション、アテンドが有りますが…

近未来の歯科医院経営スタイルとは?
最近よく考えていて、ヒントになればと月末の九州デンタルショーに久しぶりに出かけてみます。
人口減少の現代にて、これからの医院運営(経営)スタイルを熟考され、
次のステージに進まれることをお勧めします。

5月は、3ラウンドの予定です。
目標達成に向けてトライ、チャレンジします!
結果、成果報告は、また6月号にて…