共創レポート

年商1億円モデル(財務)

親愛なる皆様、いつもお世話になっております。
この原稿を書き始めたのが、いつもの博多駅前の朝日ビル1Fのスタバです。
この数日前にとても素晴らしい出来事が2つあったので、そのご報告からスタートします。

1つ目は、サポート開始以来「健康と幸せの情報発信」を医院コンセプト(スローガン)とし、
予防管理に懸命に取り組まれた医院様、
先月訪問時に、過去最高の月間定期検診受診者数358名でした。
今年の目標達成です!

この医院様は、三冠ならぬ予防管理3つの目標を立てておられます。
・月間の定期検診来院者数:350名
・予防率:95%(来院者数/予定者数*100)
・予防移行率:60%(移行者数/対象期間の対象者数*100)
上記の内、1つは達成しました。次は2番目、そして3番目です。
三冠達成して、年末の望年会での「喜びの分かち合い」が今から楽しみです。

2つ目は、趣味のゴルフのお話です。
このメルマガでも再三目標達成宣言(90切り、80台突入)しておりましたが、とうとう実現しました!
が…
目標達成ではなく、「超」のつく目標達成でした。
80台ではなく、いきなり80を切り、70台に突入したのです(笑)
39・39の78、パット数28のベストスコアとなりました。
全てにおいて、マグレ、ラッキー続きのラウンドとなりました。
前半39で折り返し、後半50でもいいや、と思っていましたが…
同伴のK先生にインスパイア(鼓舞)されました。
「社長、こんな時でないと狙えない、応援するから70台目指せ、頑張れ!」
有難い激励のお言葉でした。
自分は、あまり欲がないので、これでいいか(そこそこ、ほどほど)と思う時が多いのですが、
この時はスイッチが入り、最後まで頑張れました。
(なんとあがりの4ホール全てパーでした、有り得ないです…)
今後も、一つでも上を目指して頑張りたいと思います。
が…
その前に、まだ目標達成(80台)しておりませんので、次回の投稿までに達成出来るように頑張ります!

ということで、本題に入ります。
前回から「ユニット5台、年商1億円モデル」について書かせて頂きます。
もし私が歯科医師で、歯科経営を行うなら、という私見ですので、ご了承ください…
前回のおさらいです。

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【ユニット台数】
・5台

【スタッフ構成】
・歯科医師1~2名
・歯科衛生士5名
・助手受付2名

【診療時間と休日】
・午前の診療:9時〜13時
・午後の診療:14時〜18時
・診療日:月~金
・休診日:土日祝
※2024年10月であれば、診療日数は22日となります。
11月は20日、12月も20日、なるべく20日はキープしたいですね

【アポイント】
・1人1時間の1日40名
・治療枠:16人(2列)
・予防枠:24人(3列)

【オペレーション】
・治療枠:歯科医師1〜2名、歯科衛生士2名
・予防枠:歯科衛生士3名
・バックヤード:助手1名
・受付:1名
上記のような診療体制をとります。

因みに新患受け入れ枠を午前、午後に一枠ずつ設け、
埋まらない場合は、急患もしくは、前の時間の患者さんのアポイント時間を調整します。
新患の応対は、基本的に副院長、チーフDH、バックヤードスタッフ(TC兼)が行います。

【業績】
・1日の来院者数:40名
・治療:16人、予防:20人
・1人当たり単価:約1万円
・日計:約40万円
・月計:約800万円(診療日数20日の場合)
・年計:約9,600万円(診療日数240日の場合)
今日のテーマである「年商1億円」の実現に近づきますね…

詳細を書きますと…
・1日来院者数:40名
・1月延患者数:800名
・レセプト件数:600件(治療:150件、予防=定期検診数:450件)
・保険点数:600〜720万円(平均点数:1,000〜1,200点)
・自費収入:80〜200万円(毎月入金状況に変動があるので…)
上記を襷掛けにすると、月商800万円となります。

なんだ、9,600万円であれば、年商1億円に足らないではないか、とおっしゃる先生へ…
もう一つの収入源「物販(ケア用品)収入」があります。

定期検診受診者が、毎回1,000円分購入されると、如何なるか?
・450人×1,000円=45万円
・45万円×12ヶ月=540万円

上記に書きました、
医業収入9,600万円に、物販収入540万円が加算され10,140万円、
ということで、年商1億円の実現です!

中略

次回は、年商1億円モデルの「財務」について書かせて頂きます。

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今月のテーマは「財務」という事で、
財務とは…
財務は会計とは異なり、「未来のお金」に関する管理を担当します。
それまでの医院の資産情報を分析し、
今後の医院運営に必要な予算編成や資金計画、投資計画の立案や資金調達などを行うことです。

ただし…業績が良くならないと財務は良くなりません!
良くなる=医業収入が伸びる、増える

年商1億円モデルの財務状況(理想)、個人事業主の場合ですが…
・医業収入:10,000万円(100%)
・変動費 :1,500万円(15%)
・粗利益 :8,500万円(85%)
・固定費 :6,500万円(65%)
・経常利益:2,000万円(20%)
・専従者 :600万円
・納税  :400万円
・税引後 :1,000万円
・返済  :600万円(※減価償却費と相殺)
・余剰金 :1,000万円

余剰金の使い道
・院長使用:600万円
・医院貯蓄:300万円
・投資  :100万円

固定費の内訳
・人件費 :3,000万円
・運営費 :1,800万円
・設備費 :600万円
・戦略費 :300万円
・その他 :300万円
・小計  :6,000万円

上記の余剰金(内部留保)を10年続ければ、3,000万円となり、
10年後の医院改装、設備投資等が借入れ無しで行えます。
真に理想です!

ということで、再度お伝えしますが…
このような「経営の設計図」を書くのが、「経営計画書作成セミナー」です。
是非とも、多くの先生と「明るい未来の設計図」を描く時間を共有したいと考えております。
ご参加のほど、何卒宜しくお願いします。

この投稿をご覧になられた先生、まだチャンスはあります!
12月8日(日)午前に「オンライン開催」します。
是非ともご参加して頂ければ幸いです。

【お申込み】※主催:㈱Officeツグミ
12/8オンライン:https://office-tsugumi.kmsys.net/mf/?mfid=1673&scid=18708

次回は、1年間の振り返りについて書かせて頂きます。