これから数回にわたり、松岡が歯科経営コンサルタントとして、
予防管理型システム構築のコンサルティングを手がけ、
医院様との共創によって、歯科医院の活性化および健全経営に
貢献してきたのかをお伝えしていきたいと思います。
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それは、今から約16年前この言葉から始まった…
「松岡さん、これからは予防歯科の時代、
熊谷崇先生のようなシステムを創りたいんですよね…」
前職から独立し、一年が経とうかとした頃であった。
歯科の経営サポートを5医院にて展開していたが、
どの医院も決め手がなく、週に一度の事務長代わりのような仕事であった。
清掃環境、接遇状況、患者様のクレーム対応、スタッフ面談、
院長とのたわいもない会話…こんな仕事ではない、
もっと増患増収に役立つ仕事がしたい!
今思えば“神の声”だったのかもしれない、これをやりなさい!
最初は、リコールシステムを作れば…いや、それも違った。
ハガキをきれいにし、一言コメントを加え、管理体制を強化しても
リコール率は上がらない、リコール率では無かった…
要は、定期来院者数を増やすこと、いや虫歯、歯周病に罹患しない人たちを
増やすこと、であれば…僕とF先生とスタッフ達との共創が始まった…
何をすれば、そうなるのか?
そうだ、上手くいっている医院様を見に行こう!
日吉歯科にて行われているメディカルトリートメントモデルのコピー、
上手くいっている歯科医院の見学、そして予防歯科と名のつく書籍を読みまくり、
セミナー参加が1年ほど続いた、それでも効果は出なかった。
やはり、できないのかな?
と思っていたところに、救世主が現れた!
千葉県柏市で開業されている康本征史先生が来福され、
経営セミナー内で講演されたのだ。
その内容は、私がこの一年追い求めていた答えであった。
セミナー終了後の天神の街の光景は今でも忘れない、輝いていた。
今思えば輝いていたのは街ではなく、僕の瞳だったのかもしれない…
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次回以降をお楽しみに…