共創レポート
共創レポート⑥
- 2019年07月11日
- 共創レポート
新元号(令和)も決まり(見事に予想は外れましたが…)、
新しい時代が始まる予感のこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
思えば昨年の今頃は、予期せぬ病魔に襲われ緊急入院を余儀なくされ、
皆様に多大なご迷惑をおかけしたのを想い出します。今年は今の所大丈夫そうです(笑)。
今年はアクティブブレインセミナー(松井達治講師)を受講し、
文字通り脳が活性化されております。
このメルマガが「医院活性化、業績向上」のお役に立てれば幸いです。
前回までは、カウンセリングシステムの前半をお伝えしました。
今回からは、「③DHカウンセリング」をお伝えします。
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DHカウンセリングは中盤の大事なポイントです。
これをしっかりやれば、来院者とのコミュニケーション確立、健康価値観向上、
来院者数(レセプト件数)が間違いなく増加します。
多くの医院様、先生方はレセプト件数を増やされたいのでは無いでしょうか?
私も約20年前コンサルタントとして駆け出しの頃、
「増患・増収」という言葉がキーワードで、どうすればレセプト件数が増え、
医業収入が増えるのかを模索しておりました。
そこで、この時もセミナー(DBMコンサルティング主催)に参加し、
講師のI先生の一言に衝撃を受けました。
I先生は、東京にてご開業、開業後15年間一度も
レセプト件数が減少したことが無い(毎月増加)というお話でした。
「えっ、どうすれば?」
レセプト件数を増やすには…
・新患数を増やす
・定期健診(リコール数)を増やす
ただ、上記の2点は時間とお金がかかります。
短期間でしかもお金をかけずにレセプト件数を増やす方法は単純でした。
「今日来た患者さんが、次回も来る、治療を終えるまで来る、治療後も定期健診に来る。」
つまり、リピート数を増やす(まずは中断患者を減らす)ということでした。
今でこそ当たり前のお話ですが…
医業収入(売上)=来院者数×単価(診療点数)×来院回数
この「来院回数」を増やすことにスポットを当てておられました。
その当時の私はCS(患者満足度)向上を高めればと思い
「接遇を強化すること」を主にしておりましたが、その先生の手法はそれ以上でした。
その医院様の取り組みをご紹介したいと思います。
以下の三つのことに取り組んでおられました。
- コミュニケーション強化
- 治療前後の説明の徹底
- 基礎疾患カウンセリング
当たり前のことですが歯科医療人としての心構え、知識、技術を高めながら
患者さんに誠実に向き合い患者さんが望む結果を作り続けること。
相手の立場に立った対応が肝心ですね…
二つ目の治療前後の説明も当たり前の話ですが…
担当患者さんを診療室(ユニット)に通し、以下の手順で行います。
- 事前問診(前回からの変化)
- 今日の処置予定の伝達(内容、所用時間)
- 今日の治療内容の説明
- 注意事項(配布プリントがあれば活用しながら説明)
- 次回の予定(治療内容、重要性、所用時間)
習慣化してくると明らかに次回のアポイントがしっかり取れるようになり、
キャンセル数(率)が減少するはずです。
これに三つ目の基礎疾患カウンセリングを加えると鬼に金棒です!
キャンセル数(率)の減少、中断患者も減少し、レセプト件数が増加し、
保険点数増、医業収入増へと繋がります。
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次回は「基礎疾患カウンセリング」についてお伝えします。